《VRMMOで妖さん》2649:適所に配備しよう。

南通りまで出てきたけど、あんなでっかいのを擔いでる割には周りの人の反応は薄めだな。

いや比較的ってだけで十分過ぎるくらい見られてはいるけどさ。

まぁ擔いでる人が擔いでる人だから、見た目の説得力が凄いもんね。

あのでゲームの筋力補正も有るならってじで納得しちゃうんだろう。

そのままずしんずしんと橫斷して南東區へ。

いやその擬音は最後尾の一人だけだけど。

「ところでえっちゃん、私達は一どこへ向かっているのでしょう」

「すぐに著くわよ」

何処かは言わないんだ。

まぁ言葉通りすぐに著くから言うまでもないってだけかもしれないけど。

「っていうかもう著いてるからそこで待ってなさい」

「あぁ、なるほどー」

あ、訓練場だ。

なるほど、確かにここに置いておけば無駄にはならなそうだね。

職員さんが管理する道が増えちゃうって問題が有るだろうから勝手に置いていく訳にもいかないし、その辺の話をしにエクセルさんだけでって行ったんだろう。

私がってもエクセルさんがっても、両極端な意味で危ないからね。

……職員らしき小柄なお姉さんが、り口の所で「ほぁー……」って顔して見上げてる。

多分エニュアンさんにあのデカいのですとか言われて、確認しに出てきたんだろうな。

あ、ぱたぱた小走りで戻って行った。

割とバタバタしてそうな職場なのに妙に可らしいきをする人だな。

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