《VRMMOで妖さん》2650:橫著はしないでおこう。

さっきの宿屋のお姉さんといい、あんなじでちゃんとやっていけるんだろうか。

……いや、なくともこっちのお姉さんは多分問題無さそうだな。

弾戦が見た目通りだったとしても、【魔力知】で視ると普通の種族にしてはとんでもない量と濃さの持ち主だし。

なくとも私だったら、あんなヤバそうな人が居る場所で暴れたくは無いな。

いや別にどこでだって暴れたくは無いし、問題を起こしたくは無いの方が良いか。

……どっちでも良いな、うん。

お、お姉さんとしお話してからエニュアンさんが戻ってきた。

「許可が下りたわよ。とりあえず端の方に並べておいてくれ、だそうよ」

「はい。ところでえっちゃん」

「何よ」

「開けていただいても?」

「……開けるのは良いけど、そもそもそれバラさないと通れないでしょ」

「橫を向けばなんとか……」

「うっさい」

うん、ぶつけて枠を破壊する危険が有る事を考えると、ここでやっちゃった方が良いよね。

中で崩せば運ぶ手間は減るだろうけど、萬が一を考えると止めておいた方が良さそうだ。

……というか訓練場のドア、エクセルさんだけでもちょっと狹そうだし。

別に鬼の人達だって普通に出りしてるんだから、エクセルさんだって問題は無い筈なんだけどさ。

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