《VRMMOで妖さん》2654:殘りも置いていこう。

今エニュアンさんが持って行ったので最後かな。

……と思ったら、三人とも戻ってこないんだけどどうしたんだろう。

鉢合わせたりにだけは注意しつつ、り口からちょっと覗いてみるか。

お、居た。

「えっちゃんも十分買ってるじゃないですか」

「一つ一つの大きさを考えなさいよ」

あぁ、鞄やアイテムボックスにれてた分を出していってたのか。

流石に二人分ともなると、結構な量になるもんだなぁ。

「なぁでっかい姉さん達、それちょっと使わせてもらってみても良いかな?」

おや、早速筋トレに興味が有るらしいお兄さんが現れた。

いや現れたっていうか最初から居て邪魔にならないタイミングを窺ってたんだろうけど。

「はい、こちらに寄付させていただく品ですので構いませんよ」

「後で職員の方が片付けに來られると思いますから、その時はご協力をお願いしますね」

おお、エニュアンさんも丁寧だ。

いや面識無いっぽいんだから當たり前だろうけど。

「これだけのを寄付って、やっぱ筋は比例するんだなぁ」

「照れちゃいますねぇ」

……なんだその聞き慣れない理屈は。

まぁエクセルさんが大らかなのは事実だろうけどさ。

エニュアンさんもなんだか満更じゃなさそうな顔してるし、あっちの業界ではそれが一般常識なんだろうか。

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