《VRMMOで妖さん》2655:補助は他の人に任せよう。
あ、良かった。
あの空間でみけちゃんだけは「そういうものなんでしょうか……?」みたいな微妙な表してる。
なくとも私の方が変なだけって事は無さそうだ。
「マッチョは自らのをめるのに忙しくて他人をめている暇など無いと言いますので」
「何なのその微妙に納得出來る様な出來ない様な謎理論は」
カトリーヌさんの解説に一瞬「あぁ……」ってなりそうになったけど、多分それあんまり関係無いよね。
もしかしたらそんな事に意識を割いてる人なんて、せいぜい二流三流止まりだって話なのかもしれないけどさ。
「それでは私達はこれで失禮しますね」
「あぁ、大事に使わせてもらうよ……ってデカいねこれ……」
「まぁこのゴリラ用ですから…… こっち使った方が良いですよ」
「そうだね、ありがとう」
……うん、エクセルさんの使ってたベンチとかは、鬼以外の種族の人が扱うのは難しいかもしれないね。
ある程度調整は出來るんだろうけど、基準がエクセルさんのサイズじゃ限度が有りそうだし。
大抵の人はエニュアンさんが使ってた方を使う事になるのかな。
サイズだけじゃなくて重量的な意味でも。
あ、始める前の準備だけ手伝ってあげてから戻ってきた。
「お待たせしました」
「ありがとうね、ねこちゃん」
ほんわか笑顔のエクセルさんと、実はずっとでたかったのを我慢してたんじゃないかって雰囲気の漂うエニュアンさん。
みけちゃんも當然の事ですってじのおすまし顔だけど、褒められたり謝されたりするのは満更でもない様子だね。
ところでなぜラキはえっへんってを張ってるのかな?
いや応援を頑張ってたのかもしれないし別に良いんだけどさ。
- 連載中646 章
不死の子供たち【書籍販売中】
記憶を失った青年『レイラ』が目を覚ました世界は、 命を創造し、恒星間航行を可能とした舊人類が滅んだ世界だった。 荒廃し廃墟に埋もれた橫浜で、失われた記憶の手掛かりを探すレイラは、 人工知能の相棒『カグヤ』と共に、殘虐な略奪者がのさばり、 異形の生物が徘徊する廃墟の街に身を投じることになる。 【いずみノベルズ】様より 【不死の子供たち③ ─混沌─ 】が販売中です。 公式サイト https://izuminovels.jp/isbn-9784295600602/ 【注意】感想欄では、物語や登場人物に関する重要な要素について語られています。 感想欄を確認する際には注意してください。 サイドストーリー中心の『ポストアポカリプスな日常』も投稿しています。 ※カクヨム様でも連載しています。
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書籍化作品です。 加筆修正した書籍のほうは、書店での購入は難しいですがネットではまだ購入できると思いますので、興味を持たれた方はそちらも手に取って頂ければ嬉しいです。 こちらのWEB版は、誤字脫字や伏線未回収の部分もあり(完成版があるので、こちらでの修正は行いません。すみません)しばらく非公開にしていましたが、少しの間だけ公開することにしました。 一か月ほどで非公開に戻すか、続編を投稿することになれば、続編連載の間は公開します。 まだ未定です。すみません。 あらすじ 離婚屆を出す朝、事故に遭った。高卒後すぐに結婚した紫奈は、8才年上のセレブな青年実業家、那人さんと勝ち組結婚を果たしたはずだった。しかし幼な妻の特権に甘え、わがまま放題だったせいで7年で破局を迎えた。しかも彼は離婚後、紫奈の親友の優華と再婚し息子の由人と共に暮らすようだ。 思えば幼い頃から、優華に何一つ勝った事がなかった。 生まれ変わったら優華のような完璧な女性になって、また那人さんと出會いたいと望む紫奈だったが……。 脳死して行き著いた霊界裁判で地獄行きを命じられる。 リベンジシステムの治験者となって地獄行きを逃れるべく、現世に戻ってリベンジしようとする紫奈だが、改めて自分の數々の自分勝手な振る舞いを思い出し……。 果たして紫奈は無事リベンジシステムを終え、地獄行きを逃れる事が出來るのか……。
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