《凡人探索者のたのしい現代ダンジョンライフ〜TIPS€ 俺だけダンジョン攻略のヒントが聞こえるのに難易度がハードモード過ぎる件について〜【書籍化決定 2023年】》6話 ホテルフロア・イン・ホラー
沈黙。警吏たちの頭は真っ白になる。
このVer2.0のなんでもありの世界を3年生きてきた彼らにとっても、目の前の存在は本當に意味が不明で。
「どうした? 死人でも見たような顔して。ご気分がすぐれないのか?」
さっき、撃ち殺した筈の男がへらへらと笑っていた。
「あ、あああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!????」
半狂になった警吏、宮崎が反的に拳銃を構える。でも、そのきは、あまりにも雑で、あまりにも遅くて。
「――”耳の大力”」
「ぎゃっ嗚呼あああああああああああああああああああああ!!!!!????」
まず、肩ポンしていた警吏の男の肩を握りつぶす。ぼきぼきぼき、手のひらの中で竹が破裂するような覚と同時に、金髪の警吏が悲鳴を上げて、銃を落とした。
「寢てろ、雑魚」
「あ、ああああ、待て、待て待てマーー」
そのまま、當たり前のように洗濯でも放り投げるような覚で味山がそいつをソファめがけて放り投げる、もちろん殺さないように手加減しながら。
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「うっし、ストライク」
金髪の警吏を投げ飛ばした後、彼が落としたリボルバータイプの拳銃をひょいっと拾う。
「ま、待て! 待て待て待て待て待て!! う、くな、くな!! おい! 宮崎、返事を、返事をしろ!!」
最期に殘った一人、もう取り繕った口調も保てないようだ。銃を味山に向けたまま半狂で仲間の名前を呼ぶ。
「お前は、一人だ」
「は?」
「どうする? 相方はもう意識がないぞ。さあ、どうする?」
「ひ、ひ、な、なんで!! なんで! 生きてる!!? あ、頭と心臓を撃ったんだぞ!! なんで!!?」
味山が一歩進む、そのたびに拳銃を構えた男が一歩下がる。
格も味山より大きく、武裝も味山より優れて。おおよそ戦力を決める要素全て、味山より優れているはずの警吏は、お面の下の顔に目いっぱいの恐怖と揺をあふれさせる。
「ぎゃはははは、あー、やっべえ、なんかし楽しくなってきた。そっかー、クソ耳もこんな気分なのかなあ」
「何を、何を言ってるんだああああああああああああああああああああああああああああああああ!! おまええええええええええええええ」
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ばん!! ばん、ダン!!!
3発の銃聲、が瞬く。味山の、に3つのが開いた。
かち、かち――。
「はっ、は、あ……」
警吏、崎谷と呼ばれていた男が無心で何度も引き金を引く、だが、もう――。
「あ……」
銃を構えたまま、警吏が今度こそ固まる。ぴくりともしないはしかし、膝だけが笑うように痙攣している。
じゅぶ、ぶちゅ、じゅぶぶ。
「あー……なんだったけかなー? サクラ? ニューナンブ? だっけ、今警察が持ってる銃の名前って。確か、弾は5発だったな。あーあ、銃所持免許、學科は頑張って合格したのによ~」
じゅじゅぶちゅ。
斃れない。味山只人は倒れない。真っ赤な牡丹のような花が咲いたようなシミ、弾丸がそのを貫き破壊した、けど斃れない。
TIPS€ ”耳の”自発、カウント進行23。
治っていく。まるで巻き戻しでもしているかのように、味山のに空いた弾痕はが盛り上がる、蠢き、元の形に。
それは、恐るべき化けからの報酬、恐るべき化けと同等にこの世の法則をあざ笑う悍ましい力。
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「あ、もう終わりか。リロードしなくてもいいのか?」
ころん、ころん、ころん。
傷から吐き出された弾頭が、フロアの床にころころと落ちていく。
「ターンエンドでよろしいか?」
にいっと笑って。
「――あ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!???」
パニックになった警吏が、懐からもう一つ、別の拳銃を――。
「やべ、調子に乗りすぎた、死なないけど痛いんだよ。――先生、出番です!」
腑分けされた部位、”耳の耳糞”。味山の探索道はそれだけではない。
TIPS€ 神の殘り滓”鬼裂の業”使用――
彼我の距離、5メートル。崎谷が、銃を構え、撃鉄を起こして
『――貴様、いっつもぎりぎりよな』
味山の口を使って、味山ではない何かが心底あきれたようにつぶやいた。
ひゅっ。
「は?」
『ふむ、短筒……あの種子島からようもここまで小さくしおったな。左衛門佐が馬上でつこうてたものよりも、小さいな』
「え……」
一瞬で、警吏の目の前へ薄し、拳銃の銃を摑んで呑気にそれをながめる。
扱う者が変われば、耳糞を宿したは指定探索者と同等以上の能力を発揮する。
味山の才能では殺されながらも気合いで前へ進み続けるという泥臭い戦法しか使えずとも、彼が扱えば話は別だ。
味山只人の探索道、神の殘り滓を調理し食べることでに古い存在達を棲まわせる。今、そのをるのは烏帽子ガイコツ、古い鬼狩りの武人の武と理――鬼裂。
『それにしても、貴様、また妙なことに巻き込まれたな、ふむ、アサマ、アサマと來たか。だが、ふむ、この男の面からじる呪の気配は、神それの類というより、むしろ……』
味山のを作する鬼裂が至近距離で警吏を眺めながら呟き、
「な、にを言ってるんだあああああああああああああああああああ!?」
だんっ! 放心していた警吏がしかし、びながら引き金を引いて。
『おっと』
弾丸が発された瞬間、握っていた銃を蠅を掃うかのごとく叩き落す。
ちゅいん、明後日の方向に飛ぶ弾丸、くるくると硝煙の中を舞いながら警吏の手から地面に落ちていく拳銃。
『殺さず、は難しいな』
「けっ?」
コキン。
神速で振るわれた裏拳、警吏のあご先をすっとかすめて。
「あ――」
「……お見事、鬼裂センセイ」
ばたり、一撃で脳を揺らされた警吏が崩れ落ち、の作が味山に戻る。銃の熱と、警吏のあごを打ちぬいたに手をプラプラさせて。
「よっし。なんてスマートな対応だ。アシュフィールド達に見せてやりたいね」
ずる、ずる。呑気な自畫自賛を呟きつつ當たり前のように倒れた警吏の足首を摑んで引きずり始める。
「えーと、こいつら警だよな? だったらあれがどっかにねえか?」
先ほどソファ目掛けて投げ飛ばした奴と今のめした奴。2名の警吏に息があることを確認した上で、裝備を漁り出す。
「お、あった」
怪種の骸から品や資源を剝ぎ取ることに慣れているせいか、すぐに目當てのものを見つける。
手錠、だ。
かちゃんかちゃんと、意識のない警吏たちの手首とちょうどいいじに引っ掛けれる網目になっているおしゃれな壁の裝飾を手錠で繋げる。
「これでヨシ! ……にしてもクソ野郎どもだったな。嘆かわしいモラルだよ、全く。人の命をなんだと思ってんだか」
數発も躊躇いなく銃弾を撃ち込まれた事実に味山が顔を顰める。警吏達の容赦のなさは常人のそれではない。
躊躇いの欠如、倫理観、良識。人が本來當たり前に持っている悪意へのブレーキがなくなったような様子。それを味山はよく知っている。
「……ダンジョン酔い? いや、でも、ここバベルの大じゃないし」
味山がその気づきを理で否定したその時、
TIPS€ ver2.0以降、地上においてもダンジョン酔いは溢れている。
「マジかよ」
それ、それはし不味くないか? 酔いにまみれたろくでなしの探索者みたいなのが地上にうじゃうじゃいることになる。
「こわ〜戸締り気をつけねえと……あ、そういえば桜野は?」
嫌な考えを振り払い、味山が別のことを考え出す。
あれだけ銃聲が鳴り響いたにも関わらず、今のところ増援は來る様子はない。
「さて、どうしたものか、桜野を待つか、それともこっちで探すか」
辺りを見回す、耳のヒントや桜野の話が正しければこのフロアに夜だけ集められる達がどこかにいるはずだ。
とりあえずソファに味山が腰掛けようとして。
てん、てん、てんてん。
「ん?」
音が、した。
「なんだ……あれ?」
いつのまにか、噴水が止まっている。
イルカの石像の口から吐き出されていた水は初めからそんなものなかったかのように沈黙して。
目を凝らす。
噴水の近くに、何かがある。
「……え?」
味山がゆっくり、それに近づく。ころり、噴水のすぐそばに転がっているのは。
「ボール……いや、……鞠?」
鞠。
綺麗な紫の糸でぐるぐる巻きにかれた球がそこに。
さっきの音はこれが転がっていた音なのだろうか。
「……なんで、鞠?」
味山がそれに手をばそうとしたその時ーー
ーあそぼうー
「っえ!?」
振り返る、いや、だって今。
「……え?」
誰もいない。いや、違う。振り返った先に何かがまた、転がっている。
「お手玉……?」
赤い布でわれた手のひらサイズの球、3つくらいふにゃりとした巾著みたいなのが転がって。
「……ええ〜」
おかしい。いや、絶対におかしい。
100歩譲ってまだ鞠は、もしかしたら味山が見逃していたのかもしれない。このフロアに來てすぐ警吏に見つかったし、噴水でを流した時はそんなに周りを見る余裕もなかったし。
だが、これは、このお手玉は……
「いや、いやいやいや、これ、絶対さっきはなかったよ? え? いやいやいやいや、なかった、なかったよ?」
嫌な汗が噴き出てくる。味山が今もなく自分の頬やおでこをパタパタ叩いてーー。
ぶ、ぶぶぶぶ。ぱちん。
「え?」
照明が、切れた。そういえばさっきも、あの警吏達に撃たれた後に、なんかノリで脅かしたろとしていた時も電気がこんなじて切れた。
味山が右、左に首を振る。
いきなり現れた暗闇に目が慣れない。闇の中、徐々に荒くなる自分の呼吸の音がやけに、うるさく。
ちゃぷ。
「ッ……」
ちゃぷ、ちゃぷ。
背後、噴水。水の止まった噴水の方から水音が。
何かが、水の上を歩いているような、音。
「あ……」
ダメだこれは。これはね、ダメだ。
味山の頭の中にはもう完全に今までみたありとあらゆるホラー映畫の怖い部分がリフレインしまくっている。
振り返れ、振り返るな、目を瞑れ、目を瞑るな。
ちゃぷ、ちゃぷ、ちゃ、ぷ……
水の音が、止まる、味山の背後、噴水に誰かが立っている。それはついに立ち止まってしまった。
「……ジャ、ワ」
ゆら、ゆら。
味山の右手に、火が燈る。皮を舐めるように熾る火はあっという間に味山の右手を燃やし始める。
ぱち、ぱち。燈りが出來た。闇を一部切り取り、味山の世界をし取り戻す。
だが、火の屆かない部分の暗闇は一層濃くなったかのような。
「っ」
いる、何かが背後にいる。それだけはわかる。息遣いも気配もないのに、きっと見てはいけない何かが。
「くそ……! だれ、だ!?」
味山が、意を決して一気に振り返る。燃やした右手を握りしめ、いつでもぶん毆れるようにーー。
パチン。
「は?」
明かりが、ついた。
味山が噴水を振り返った瞬間に、噓のようにフロアはまた煌びやかな電燈に包まれる。
「……マジかよ」
噴水には、誰もいなかった。
じゃばばばばばばばば。いつのまにか、イルカの石像がまた水を噴き出している。
水が、水を叩く音、だけ。
じゃばばばばばばふふばぱばばばばはあははじゃばばばばばばばばばばきゃはははじゃばばばばばキャハじよばばばばばばばばばびばば。
じゃばばばばあはははばばばばばばばばばうふふふばばばばばばばばばばばば。
ば。
水の音、しか無いはずだ。
「なんなんだよ、クソ……」
ぼ、ぼぼっ。右手を開いたら、閉じたり、何度かそのきを繰り返して火を消す。
実害はないが、今、何かとても宜しくないものが近くにいるような。
ばた、パタ。
たたたたた、ぺたぺた。
「う、お」
足音が、また背後。それも複數、何人かが背後を駆け回っていた、そんな音。
「おい、カーペットだぞ。なんで、あんな足音するかね……」
ばっと、背後を振り返る、、また、何も、誰もいない。
だがーー
「……あれ?」
ある事に気づく、気づいてしまう……。
「あいつら、どこに行った……?」
ふと、フロアの展デッキ近く、ソファが集まっているあの辺りに手錠で壁にくくりつけておいたあの警吏達。
あの2人がいない。
「は? しまった、逃した……? どうやって、手錠を外し、て……」
急いでその場に駆け寄る味山、ぼやきながらもその聲は途切れて。
……手錠が、ある。手錠だけが、壁にくくりつけた手錠だけが殘っている。
「おい、やめてくれよ、マジで……」
壁にくくりつけられた2つの手錠はしかし、最初からその手錠だけがあったかのように。
味山がのめしたあの2人がいない。初めからそんな奴らいなかったかのように。
「やばい、何か、これはやばい、やばいぞ……あ……う、わ」
口元を抑えてその場にしゃがみ込む味山が、うめいた。何故か。
それを見つけてしまった。
ぽん、ぽん。
あまりにも不自然、しかしあまりにも當たり前の顔をして、それが2つ並んでいる。
壁にかけられた手錠のすぐ下に、當たり前に。
にっこり。
こけし人形だ。
2つ。さっきまでそんなのなかっーー。
ーもういいかーい、もういーかい、もういーかいー
ーまーだだよ、まーだだよ、まーだだよ、まーだだよー
「」
ゾッ、ワ。
背後で、こどもの聲が確かに聞こえた。ありえない、今、ここには誰も、味山と警吏達以外いなかったはず。
ーもーういいよ、もーういいよ、もーういいよ、もーういいよー
「……帰りたい」
味山が、ぽそりと呟く。
ころ、ころころ。
子供の聲が聞こえた方向、噴水の近くにあったあれが、なんか、転がり始めている。
ころ、ころ、ころ。鞠だ。鞠がひとりでに転がり始めて、フロアを進む。
それを眺めていると、ある部屋のり口前で鞠が、止まって。
ばたん。
扉が開いた。
「わーお」
ころ、ころ、ころ。
鞠はその扉の中へ。
ばたん、扉が閉まった。
ーもういいよー
「っうおば!?」
ぺた。
背中にかけられた聲にびながら味山が振り返る。でも、やはり誰もいない。
あるのは、2つのこけしだけ。
ああ、いつのにか、笑っていたこけしは、真顔になっているような。そして、その目には何か、黒いシミが垂れているような……
味山はあの鞠がっていった扉を見つめる。それからし額を抑えて。
「行きたくねえええええええ……」
ーあそぼうー
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8 156ドン底まで落ちた私
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