《ほんじつのむだぶん》23年3月27日號『反には敵わない』

貴重なお時間を割いて、

無駄文に目を通してくださいまして、

誠にありがとうございます。

パーキンソン病を抱えて4年半。

そろそろ処方されている薬の

効果が薄れる頃合になるのをけて

父の検査院・そして手

日取りが決まりました。

來月半ばに検査のために1週間院、

そして5月の後半に再院で手

頭にれる機械の調整を含めると

更に半月と、父子共に院の経験が

ないとかなりの長丁場に映ります。

加えて6月3日が誕生日で

本厄を抜け出せる逸般人にとっては

「最後のヤマがこれかよ……」と

診察室の天井を仰ぎます。

とはいえ、日取りが決まった以上、

腹を括るしかありません。

折角の機會ですから

「検査と一緒に悪い所も診てもらい」

と軽口を叩きます。

院にあたる時期に関しては

無駄文の更新が滯ると思いますが、

ご了承いただければ幸いです。

閑話休題(それはさておき)……

年度末の到來と共に、

去年の4月から就いてきた

自治會長職もお役免になりました。

去年10月の総合避難訓練以降、

らしい職務といえば

會費を納めていない方が

ゴミの分別もせずに共有スペースに

ゴミを捨てているのを

注意してほしいと要けて

どうしたものかと考えた程度で

楽と言えば楽な立ち回りでしたが、

それでも初の自治會長とあって

妙なを抱えていたようで、

結構な虛に襲われます。

これからは1度経験した以上、

次回組長が回ってくると同時に

自治會長のお鉢も

回ってきやすくなると思うと、

憂げになります。

自治會長としての最後の仕事は

今年度の予算を発表するのに必要な

データ作と手慣れた作業でして、

集會場の水道代の口座振替が

なされなかった事態と原因は

先日の無駄文でも申し上げたので

ここでは割します。

準備した原本を手に會計を

擔當されている方のお宅に赴きます。

お年寄りが大半の自治ですので

赴く前に電話をすれば

スムーズに応対できたのですが、

全戸に配布するための印刷も済ませ

早々に任を終えたい一心で

連絡もしないまま玄関へ。

車が停まっており、

中にいるのは確かですが、

ノックをしても耳が遠いようで

反応がありません。

気付かれていないともう一度

こぶしを握ります。

桜もそろそろ満開に近く、

春本番の気にわれて昆蟲も

飛びいます。

普通の蟲なら気にも留めませんが、

これが害蟲となれば話は別で、

季節を先取ったアシナガバチが

近くを飛びいます。

普段は痛みが走らないように

恐る恐るかそうとしますが、

脳を介さない反

思いもよらぬ強さになり、

四十肩持ちの右肩にダイレクトに

響いて苦悶しているタイミングで

玄関が開いてしまう間の悪さ。

生涯これを付き合うの?と

帰路に就く足取りは憂鬱の足枷を

引き摺ったかのように

重かったのは言うまでもありません。

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