《VRMMOで妖さん》2661:やるべき事を進めようとしよう。

「っと、いけない」

ん?

「こんな話は後でも出來るんだし、先にやる事済ませないとダメよね」

「そうですね」

あ、確かに。

何回挑戦するか解らないランダム再選作業なんてものが有るもんね。

……【妖】を引くまで延々と回すのって、運次第とはいえ一人分でも相當な額になりそうだけど、そこは私の考える事じゃないから気にしないでおこう。

「それでは」

「ってごめん、ちょっと待って」

「はい?」

早速パネルを出して一旦ログアウトしようとしているエクセルさんに、さっさと始めようと言ったエニュアンさんがストップをかけてる。

何か忘れてたかな?

「今更聞くのも何だけど、付き合ってくれるって事で良いのよね?」

「あ、はい。最初は々と大変ですし、サポートが有った方が慣れやすいでしょうから」

「そっちのマジカルゴリラはともかく、私は魔力の扱いなんてやった事無いから助かるわ。ありがとう」

マジカルゴリラ……いやうん、言いたい事は解るけどね。

オークメイジとか言われるよりはよっぽど良いかもしれないし。

「で、だったら連絡出來る様にしておいた方が良いわよねって事」

「あぁ、確かにそうですね」

そういえばフレンド登録はしてなかったから、【妖】引けたよーって連絡が送れない狀態だったんだね。

まぁ現地(スタート地點)で待ってれば魔力で気付けはするだろうけど。

飛んできたフレンド申請をぽちぽち承認して、準備……

「それと」

オッケーじゃなかった。

      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください