《VRMMOで妖さん》2663:製作者を尊重しよう。

おや、シルクがふわふわとエニュアンさんの方へ飛んで行った。

「ん? あぁ、預かってくれるのね。ありが……それどうなってるの?」

エニュアンさんからハンカチをけ取って、どう見てもらないサイズのそれが首元から服の中へスッと消えていく。

多分何かしらの収納スキルを持ってるんだろうけど、やっぱりツッコみたくなる絵面だよなぁ。

「ではえっちゃん、し良いじにお願い出來ますか?」

「そんなの適當にさくっとやっちゃえば良いでしょ……」

まぁどうせこの後すぐに無くなっちゃうんだし、殘った形が変でも別に問題無いもんね。

「いえ、せっかく作って頂いたんですから大事にしないと」

「作った本人がやれって言ってんでしょ」

あ、あの服ってエニュアンさんのお手製なんだ。

現実でも作ってあげてたりするのかな?

「……自分でやるとやらかしちゃいそうで怖いのでお願いします」

「最初からそう言いなさい」

そしてエクセルさん、意外と不用だったりするのかな。

普通の道だと、エクセルさんには小さくて扱いづらいって理由かもしれないけど。

使う予定が無いなら裁斷用のハサミとかを作ってたりもしないだろうしね。

      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください