《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第506話 和室へ移

むぅ……水化の再使用時間を待って水上をっていくか、それとも水への適応進化をガーネットに保存して雷への適応進化に戻して再誕の道標を使うか……悩む!?

「あ、朦朧が治りましたね。うーん、でもどうしましょう?」

朦朧が治るまでに結論を出したかったけど、出ないままになっちゃった!

咲夜 : これはあれか!? あれの出番か!?

サツキ : 今日のサイコロタイム、やっちゃう!?

イガイガ : いつものが始まるか!?

「そうですね、そうしましょう! 悩んだ時のサイコロ頼みです!」

という事で、ささっと和室の方へ切り替え! ふふーん、もう配信時間の半分くらいにはなってるし、私のアバターの前に置いてある2個目のアイスクリームを食べるのもいいかもしれないね!

水無月 : 和室の方に切り替わったし、サイコロタイムの開始だねー!

G : 定番コーナー、開始!

富岳 : 丁……偶數なら、『水化』の再使用時間を待って水上を移。半……奇數なら、適応進化を切り替えて再誕の道標の使用でいいか?

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「はい、問題ありません! それじゃちょっとサイコロを取って……あっ!? わわっ!?」

ぎゃー!? 狐っ娘アバターの尾が、機の上に置いてたソフトクリームに當たっちゃった!? それ、落ちちゃ駄目ー! なんとか落ちる前に、拾い上げる! あ、け止められ――

「っ!?」

うぎゃー!? なんとか落ちずにけ止められたけど、思いっきり飛んでけ止めたら、機で頭を思いっきりぶつけた!?

サツキ : サクラちゃん!?

水無月 : 今の、大丈夫!?

ミツルギ : うっわ、今のは痛そう……。あ、でも痛覚はないか。

ミナト : サクラちゃん、大丈夫? 痛みはなくてもびっくりしたんじゃない?

「あ、はい、大丈夫です! ……痛みはないですけど、かなり痛いような印象はありますよね。あ、ソフトクリームは無事ですね!」

大事な宣伝のものなんだから、落とすなんてのは駄目だもん! うん、ちゃんとけ止めたから、大丈夫そう!

ヤツメウナギ : VR空間だからいいけど、無茶するな……。

咲夜 : ヒヤッとするわ、今のはマジで!

サツキ : サクラちゃん、ソフトクリームよりも自分を大事にして! 今の、お姉ちゃんは本気で心配したよ! ちょっと転ぶ程度ならまだしも、凄い勢いで頭から突っ込むのは本當に危ないから!

いなり壽司 : ガチ怒りのサツキさん。まぁ今のをリアルでやると、冗談抜きで大怪我しかねないしな。

水無月 : そうだよ、サクラちゃん! 試食データは再発行すればいいけど、アバターのかし方はリアルにも影響するんだから、大事にしないと! ゲームで転ぶのとは違うよ!

ミツルギ : そうだぞ! 食べを大事にしようって気持ちは悪い事じゃないが、それで怪我するような真似はなしだ!

咲夜 : ガチで説教が始まっていく……。

真実とは何か : そうすべき狀況なのが真実である!

「……今のは、心配かけてすみませんでした!」

うぅ……今のでこんな風に怒られるとは思わなかった。でも、姉さんにはリアルでも転んだ時にこうやって何度も怒られた覚えはあるし……今のは本當に反省。冗談抜きで、さっきのはリアルだと痛みで悶絶してそうだし、笑い話でもなんでもなく怪我してた可能はあるかも……。

サツキ : うん、よろしい! それじゃソフトクリームでも食べて、気分を切り替えて再開だー!

水無月 : え、今のでもう良いの!?

サツキ : 反省してるのに、グダグダと続けても仕方ないでしょ? はい! という事で、この話はお終い!

イガイガ : 切り替え、早いな!?

いなり壽司 : 転ぶのが無くならない原因、その辺にもあるんじゃね?

ミナト : んー、どうなんだろね? まぁサクラちゃん、リアルでは本當に気を付けようね? 今のは狐っ娘アバターの尾が原因ではあるからリアルで同じ事は起きにくいだろうけど、咄嗟のきの方はリアルのままだからね! は壊れても仕方ないで済むけど、はそうじゃないよ!

「……はい、気を付けます」

こんな風に怒られるとは思わなかったけど……私のリアルの事を心配してくれての事なんだよね。本當にこれは大反省……。

ミナト : サツキさんがちょっと甘い気はするけど……これ以上は本當にやり過ぎにもなるし、続きをやっていこう?

こんにゃく : まぁサクラちゃんも正座して反省してるみたいだし、これ以上は言うのはなしか。

G : 正座はいつもの事だけど、そこは気にしない方向で。しょんぼりしてる狐っ娘アバターも悪くはないが、狀況が狀況だけに楽しむ気にはなれん。

金金金 : 確かになー。笑える範囲ならいいが、今のは冗談抜きで笑えない。

富岳 : まぁ変な流れにはなったが、気分を切り替えて続けていこう。

「あ、はい!」

とりあえずソフトクリームは機の上に戻しておいて……って、全然形が崩れてないのも凄いね!? あ、そういえば試食データって食べる以外で形って崩れたりはしないんだった!? ……むぅ、なんか咄嗟にいちゃったけど、その意味もあまりなかったような?

金金金 : ソフトクリームを見つめる狐っ娘アバター。サクラちゃん、どうかしたか?

「あ、いえ、よく考えたら試食データは落としても崩れる事はないって思い出しまして……。まぁそれでも宣伝用のものを落とすのは良くはないですけど……あんまり機の上に置きっぱなしにはしない方が良さそうですよね」

うーん、食べるような雰囲気じゃなくなっちゃってる気もするけど、ここは逆にササっと食べて片付けちゃった方がいいのかな? というか、ケーキ屋さんの『ア・ラ・モード』さん、ごめんなさい! ソフトクリームの宣伝なのに、説教をける理由になっちゃいました……。

チャガ : ……なぜ無言で土下座が始まった?

サツキ : サクラちゃん!? 説教の原因になったからって、お店の人は怒りはしないよ!?

チャガ : あ、そういう謝罪か。

金金金 : 今の、事故だしなー。まぁサツキさんが大丈夫だと言うなら、大丈夫だろ。

ヤツメウナギ : そういや、そもそも俺はそのソフトクリームの宣伝はまだ見てないな。

神楽 : 私も! もう注文しちゃったけど、どんなじー?

神奈月 : 同じくだな! ずっと置いてあって気になってたが、味はどんなもん?

サツキ : 味を聞いてくれてるし、サクラちゃん、今のうちに宣伝だー!

「あ、はい! そうしましょう!」

気を遣って流れを変えてくれてるような気はするけど、そうならその流れに乗るまでですよ! サイコロを振るのは、2個目のソフトクリームを食べてからだね!

「えっと、ご提供はケーキ屋さんの『ア・ラ・モード』さんですね! このソフトクリームはチョコ味なんですけども、カカオ多めで甘さは控えめになってます!」

そうやって説明しつつ、ソフトクリームをパクリと一口! うん、ほんのり苦みがありつつも、上品な甘さがいいよね! がっつりと甘いのも好きだけど、こういうのも結構好き!

ヤツメウナギ ; ほほう? カカオ多めで、甘さ控えめか。だが、甘いのは苦手……。

神楽 : 私的には好みっぽい味みたいだけどねー!

ミツルギ : あー、試食データは軽く食べてみたが……ほんのり甘さはあったな。かなり控えめではあったが。

ヤツメウナギ : ふむ、まぁちょっと試食データを落として食べてみるか。

ミナト : まぁ味の好みはどうしてもあるからね。その辺は仕方ない部分ではあるかな?

「かなり甘さは控えめではありますけど、そもそも甘いのが苦手だと大丈夫かは何とも言い切れないですね。あ、そうそう、このソフトクリームは他に特徴があってですね! コーンの中、チョコ味じゃなくてバニラになってるんですよ! こんなじですけど、見えますかねー?」

ここ、2回目に食べる時には見せようと思ってた部分!

「これ、コーンの部分はちょっと苦いんですけど、口の中でバニラと苦いチョコ味が混ざって、かなり違う味わいになるのがいいんですよ!」

えーと、説明はしてみてるけど……ちゃんと映ってるかな?

ミナト : 1回目の時に言ってた部分だね。あ、バニラだけじゃなくて、チョコチップも混ざってるじかな?

水無月 : あ、ホントだ! ある程度溶けるのを前提にしてるみたいだし、リアルで食べるとまた一味違いそう?

神楽 : おー! これは屆くのが楽しみ!

金金金 : なるほど、二層構造はこういう風になってたのか。それにしても、相変わらず味そうに食べる狐っ娘アバターだな。

サツキ : ふふーん、私の自慢のサクラちゃんだしね!

「サツキさんのになった覚えもないですけどねー? というか、試食データとは味わいが変わってきそうですし、普通にリアルで食べたくなってきました!」

これ、姉さんのマンションに遊びに行った時に食べられるかなー? それとも、もうサクッと通販で頼んじゃう? うーん、まぁその辺は後で考えよ!

「さてと、ケーキ屋さんの『ア・ラ・モード』さんの新作ソフトクリームの紹介はこれでお終いです! 興味のある方は、上に浮かせてある巻きからホームページの方へどうぞ!」

ちょっとした事故はあったけど、今日の宣伝の予定分はこれで終了だー! 次はどういう風に移をしていくか、サイコロで決めていくのですよ!

「……怒られました」

「大真面目に、危ない容だからね。そりゃ當然だよ」

「……そうですよね」

「仮想空間だから怪我はないけど、気をつけようね? リアルサクラの死亡で話が終わりにはしたくないし」

「それは私も嫌ですよ!?」

「という事で、転ぶのはゲームの中までにしといてね」

「ゲームの中ならいいんです!?」

「まぁモンエボなら、リアルとのきとは全然違うしね」

「……そういうものです?」

「そこでまで転ばなくなるのは……正直、無理でしょ」

「そんな事は……ないはずです?」

「まぁ無理な事を言っても仕方ないし、現実に悪影響が出ない範囲なら問題なしで! さて、次回は『第507話 今日のサイコロタイム』です。お楽しみに!」

「ゲームで転ぶのが當然みたいな反応なのは気のせいですかねー!?」

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