《VRMMOで妖さん》2666:必要無さそうだと思おう。
とりあえずおすすめというとそれくらいかな?
そもそも私って特に目的もなくふらふらしてるだけだから、何が有用なのかも正直把握してるとは言えないだろうし。
いや、そんなのやりたい事次第だろうけど。
で、注意點は……何か有るかな?
「あ、そうだ。小さい視點というか、周りがみんな大きいからちょっと怖いっていうのは大丈夫ですよね」
「そうね、何も知らないまま放り出されるならともかく知ってるから」
他の人達が小さくなった時も、なくとも取りす程の事は無かったもんね。
錯気味になったのなんて私とお姉ちゃんくらいだよ。
……知っててパニックになってたのはお姉ちゃんだけで、私は知らなかったし慣れてないからしょうがないっていう言い訳をしておこう。
まぁお姉ちゃんもお姉ちゃんで、私に々やらかしちゃったっていうトラウマ的なものが有ったのかもしれないけどさ。
こっちが脆過ぎるせいでのグロい死を間近で見る羽目になってたし。
「あとやたらと注目されます」
「自分で言うのも何だけど、私らこの見た目(なり)よ?」
「……そうですね」
元々普段から見られまくってるから周りからの視線なんて慣れたものか。
私も全然一般的じゃない見た目してるけど、見ちゃいけないタイプの生きだからなぁ。
「それと街の人達にあらゆる意味で甘やかされますけど、調子に乗るタイプじゃないでしょうからそこも大丈夫そうですね」
「えぇ、心配要らないと思うわよ」
いつも通り、一応気をつけてもらいたいって事だけは言っておかないとね。
どこまで調子に乗ってもNPCはけれてくれるかもしれないけど、そうだとしても他のプレイヤーが我慢させられて【妖】自が嫌われていく可能だってゼロじゃないんだし。
「あ、ただ【召喚士】をやるならシルキーに甘やかされるのは仕方ない事ですから諦めてください」
「あー……」
屋臺での私の甘やかされっぷりを知ってるらしく、苦笑気味に納得するエニュアンさん。
一応今でも恥ずかしいって気持ちは有るんだぞ。
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第1回HJネット小説大賞1次通過、第2回モーニングスター大賞 1次社長賞受賞作品の続編‼️ 宇宙暦四五一二年十月。銀河系ペルセウス腕にあるアルビオン王國では戦爭の足音が聞こえ始めていた。 トリビューン星系の小惑星帯でゾンファ共和國の通商破壊艦を破壊したスループ艦ブルーベル34號は本拠地キャメロット星系に帰還した。 士官候補生クリフォード・C・コリングウッドは作戦の提案、その後の敵拠點への潛入破壊作戦で功績を上げ、彼のあだ名、“崖っぷち(クリフエッジ)”はマスコミを賑わすことになる。 時の人となったクリフォードは少尉に任官後、僅か九ヶ月で中尉に昇進し、重巡航艦サフォーク5の戦術士官となった。 彼の乗り込む重巡航艦は哨戒艦隊の旗艦として、ゾンファ共和國との緩衝地帯ターマガント宙域に飛び立つ。 しかし、サフォーク5には敵の謀略の手が伸びていた…… そして、クリフォードは戦闘指揮所に孤立し、再び崖っぷちに立たされることになる。 ――― 登場人物: アルビオン王國 ・クリフォード・C・コリングウッド:重巡サフォーク5戦術士官、中尉、20歳 ・サロメ・モーガン:同艦長、大佐、38歳 ・グリフィス・アリンガム:同副長、少佐、32歳 ・スーザン・キンケイド:同情報士、少佐、29歳 ・ケリー・クロスビー:同掌砲手、一等兵曹、31歳 ・デボラ・キャンベル:同操舵員、二等兵曹、26歳 ・デーヴィッド・サドラー:同機関科兵曹、三等兵曹、29歳 ・ジャクリーン・ウォルターズ:同通信科兵曹、三等兵曹、26歳 ・マチルダ・ティレット:同航法科兵曹、三等兵曹、25歳 ・ジャック・レイヴァース:同索敵員、上等兵、21歳 ・イレーネ・ニコルソン:アルビオン軍軽巡ファルマス艦長、中佐、34歳 ・サミュエル・ラングフォード:同情報士官、少尉、22歳 ・エマニュエル・コパーウィート:キャメロット第一艦隊司令官、大將、53歳 ・ヴィヴィアン・ノースブルック:伯爵家令嬢、17歳 ・ウーサー・ノースブルック:連邦下院議員、伯爵家の當主、47歳 ゾンファ共和國 ・フェイ・ツーロン:偵察戦隊司令・重巡ビアン艦長、大佐、42歳 ・リー・シアンヤン:軽巡ティアンオ艦長、中佐、38歳 ・ホアン・ウェンデン:軽巡ヤンズ艦長、中佐、37歳 ・マオ・インチウ:軽巡バイホ艦長、中佐、35歳 ・フー・シャオガン:ジュンツェン方面軍司令長官、上將、55歳 ・チェン・トンシュン:軍事委員、50歳
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