《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第509話 溜めた放水の使い方

ふっふっふ、放水の溜めをやってみてるけど、どんどん水量が増えていくー! でも、他の手段の溜め方ってどんなのだろうねー?

ミツルギ : さて、ネタバレの解が出たところで説明していくか。

富岳 : そうだな。サクラちゃん、その水は『水のようなもの』であって『水そのもの』ではないという點を意識しておいてくれ。

「えっと、まぁどこからともなく現れてますし、普通の水ではないのは分かります!」

うん、どう考えたって普通の水な訳がないよね! でも、それが何か溜め方の違いに影響があるのかな?

神楽 :え? あ、もしかしてオンライン版みたいに、水の質を変えられるの!?

真実とは何か : それが真実なのである!

ミツルギ : オンライン版ほどではないけどなー。サクラちゃん、溜まってる水を小さく圧するみたいなイメージで固めてみるといいぞ。

「……圧ですか?」

んー? 水を圧ってどうやるの? え、そもそも圧なんて出來るの!? 無理矢理詰め込もうとしても、溢れるイメージしかないよ!? あ、だから『水のようなもの』であって、『水そのもの』じゃないって前提なのかも? それに、水の質を変えるとかもあったね?

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「うーん、どうやればいいんですかねー?」

普通の水じゃないのは分かったけど、水を圧するイメージが全然分かんないよ!? うがー! ネタバレでも良いって事で聞いたけど、聞いてもさっぱり分かんない!? 押し潰すようなイメージじゃ何も変わんない!?

金金金 : 頭を抱え始める狐っ娘アバター。まぁ気持ちは分かる。

水無月 : 的に、どうやるじなの?

ヤツメウナギ : あー、オンライン版には水を凝させて放つスキルなんてのもあるから、それが近いんだが……これ、マニュアル作せずに普通の『放水』を使ってからの方が的に分かりやすいんじゃね?

イガイガ : あー、確かにそれはそうかも?

サツキ : 圧って言ったら、布団の圧袋! あれ、空気を抜くだけなのに凄いよねー!

こんにゃく : いやまぁ凄いには凄いけど、イメージ的には合わない気もするぞ?

ミナト : んー、サクラちゃんって自分で料理はするんだっけ?

「あ、はい。たまにですけど、やるにはやりますよー!」

ふっふっふ、これでもそれなりには料理は出來るのです! まぁ思いっきり手の込んだとかは無理だけど、炒めとか煮とか揚げとか、出來なくはなーい! 最近まで完全に料理がさっぱりな姉さんとは違うのさー!

金金金 : 何故かドヤ顔になる狐っ娘アバターである。え、サクラちゃん、結構料理が出來るじ?

サツキ : うん、サクラちゃんはそこそこ料理は出來るね! お母さんにはまだまだ敵わないけど!

「最近まで全然料理をしてなかったサツキさんには言われたくないんですけど! 長期の休みとかだとお晝が1人だったりする事も多かったので、自分で食べたいものを作ってるうちに多は作れるようになってますよ!」

ふっふっふ、去年とか夏休みも冬休みもどこにも行く事がなかったからね! 兄さんもそういう時はアルバイトで晝間に家にいない事が多かったし、私1人だけだったもん!

「というか、その話題って今の狀況に関係あったりします?」

放水が続いて、どんどん水量が増えてるけど……これ、そろそろ最大まで溜まりそうな気がするよ? でも、何も解決してないよ!?

咲夜 : そういやマジでなんで料理の話?

神奈月 : さぁ?

いなり壽司 : 俺は分かったぞ。ミナトさんが言おうとしてる事は!

ミナト : もう溜めも終わっちゃいそうだし、手早く言っちゃうねー! サクラちゃん、料理をするなら、煮詰めるのは分かるよね?

「あ、はい! それなら分かりますけど……水分を飛ばして、味を凝させる……あ、そういうじでやればいいんですか!」

そっか、そっか! この水をただの水だけじゃなくて、々と調味料が混ざった段階の煮って考えたらいいんだ! それで、殘すべきは味しい味の凝した煮

こんにゃく : え、そういうイメージ方法ってあり!?

いなり壽司 : ありもあり。ちょっと工夫は必要になるけどな。

水無月 : サクラちゃん、やってみよー!

「はい! ちょっとやってみますねー!」

火が無いからそのままのイメージじゃ駄目な気もするけど、お鍋の中でコトコトと煮詰めて水分が減っていくのをイメージしてみる!

「あ、目に見えて水量が減ってきました! なるほど、こういうじですね!」

うーん、でもイメージそのものが時間がかかる事だから、この水量をもっと減らすには微妙なじ? あ、そっか! そういう時こそ、畫を早送りで見るようなイメージも付け加えたら良い気がする!

こんにゃく : おおう!? 骨に水量が減ってきた!?

水無月 : あ、なんか水がどんどん綺麗な水になっていくね! でも、澄んでて綺麗!

ミツルギ : 水のがどんどん濃くなって澄んだ水に近付いていくのが、凝出來てる証だぞ。

富岳 : 可能なとこまで圧したら、水のビー玉みたいになるからな。それを目安にやってみるといい。

「あ、はい! 分かりました!」

そっか、そっか! これでちゃんと圧というか凝出來てるんだね! この、昔おじいちゃんのとこでお祭りに行った時に見たラムネの瓶のに似てるじ! あの瓶の中にあるのがビー玉だっけ? 確か姉さんの部屋にもあったよねー。

って、あれ? なんかこのじ、どこかで見たような? えーと、どこでどういう時にだっけ? あ、思い出した!

「あのー、もしかして魚が飛ばしてきてた水って……この溜めた狀態だったりします?」

今の溜めの途中段階の合いの水、思いっきり見た覚えがある! これってそういう事なの!?

チャガ : 全部が全部それではないけど、まぁ今まで魚が使ってきた攻撃の一部はそれだ。

ヤツメウナギ : 水棲種族の用のスキルツリーには『放水』があるからな。

イガイガ : そうそう。その代わり、水棲種族は水への適応進化は不可能だけど。

真実とは何か : それが真実だ!

「え、そうなんです!? あ、でも當然と言えば當然ではありますね!」

水の中に住んでる種族なのに、水で溺れて死ぬなんて事がある訳ないもんね! 遠距離攻撃の手段として、用のスキルツリーにこれはあるのも納得!

どの段階にあるかも気になるけど……実は『獅子咆哮』や『獅哮衝波』に相當するものだったり? うん、溜められるんだし、その可能はありそう! そこまでは聞かないけど!

「おー! そうやってるうちに……隨分と小さくなりましたね、この放水!」

もう放水って呼んでいいのかも分からない水の弾になってるけど。無事に凝は出來たっぽいね! ふっふっふ、まさか料理のイメージが役立つとは思わなかったけど、これで味のしみた煮になったって事なのです! ……何か違う気もする?

こんにゃく : まじで料理方面からのイメージでいけるんだな。

ミツルギ : 普通は水を吸った土を握って固めるイメージでやるんだけど……まぁこれでも他のものに置き換えてイメージしてるから、問題はないのかもな。

ミナト : 要は何かを凝したイメージが出來ればいいから、その過程はなんでもいいんだよ!

いなり壽司 : そうそう、そういう事だ。

「おー、そうなんですね! さてと、これ以上は水が出てこないみたいなので、溜め自も完了したみたいですし、実際に使って……あれ? これ、どういう風に使うんです?」

これ、ビー玉をただ飛ばしてぶつけるだけになるの? 水を凝した意味ってどこにあるの!? その辺の小石を投擲で弾き飛ばした方が良い気がするよ!?

金金金 : 使い方にう狐っ娘アバター。で、実際に本當にどうやってる使うんだ?

咲夜 : それはだな……圧したものを解き放つ!

富岳 : ゲーム的に強引に水を圧してるだけで、質量自は変わっていないからな。押し留めているイメージを、解き放つイメージに変えれば、積は一気に膨れ上がる。

チャガ : 実行するのは、その水の弾を敵のど真ん中に持っていてやるのがいいぞ。

「おー、そうなんですか! それじゃ、攻撃開始といきましょう!」

ふっふっふ、もう水化の再使用時間も過ぎたし、縄張りの東側の外にいる敵達の殲滅開始だー! これ、どのくらいの威力があるのかな? まぁその辺は実際に使ってやってみよー!

「おー! なんか凄いですね、溜めた放水!」

「ゲーム的な処置はってるけどね」

「そういえば、水って実際に圧出來るんです?」

「ほぼ無理だねー。だから、その辺は『水』ではなく『水っぽい何か』になるんだよ」

「……なるほど!」

「まぁ、そのまま水として圧せずに使う方法もあるよ」

「そうなんです? あ、それで押し流すじですかねー?」

「そうそう、そんなじ」

「それはイメージしやすい気がしますね!」

「というか、その使い方は溜めてない時と同じだけどね」

「あ、そうなるんですか!」

「そこら辺はただの水量の違いだからねー。さて、次回は『第510話 効果のほどは』です。お楽しみに!」

「いざ、攻撃開始です!」

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