《【書籍化&コミカライズ】勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。……なので大聖、お前に追って來られては困るのだが?》304.四魔將をアーク維持管理要員と共闘して打倒する(前編)
304.四魔將をアーク維持管理要員と共闘して打倒する(前編)
ドゴオオオオオオオオオオオン‼
俺たちが戦闘態勢に移行した瞬間に、しい街並みの一角が破四散する。
そして、そのがれきを踏みつぶすようにして現れたのは、二の巨大なモンスターであった。
どちらも長は20mほどはあろう。
そのうちの一は紫の粘を持つスライムだが、通常、低レベルのそれとは全く違うようだった。
「魔大陸でのスライムとは、すなわち理攻撃を一切け付けず、歩いた後には何も殘しません。ゆえに【災害】か【現象】と言う風に捉える方がより適切でしょう。またあれはその中でも最高の個であるジェネラル・ヴェノム・スライム。近づくだけでその毒素によって生は死に絶えます」
他方、もう一はがっしりとしたと牛の頭部を持った存在である。だが、大きさがけた違いであり、その擔がれた斧による衝撃は街の一角を一瞬にして塵に還すことは容易であろう。
「あれはミノタウロスだと思うが、あれほど巨大で強大な姿の個を視認したのは初めてだ。破壊に特化した悪夢そのものだな。メア・ミノタウロスと稱するのが妥當なところか」
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「了解した。エリス、デュース。だが、やることは変わりないさ、そうだろう、みんな?」
「お、おうさ! 応戦してやるってもんだ。俺には星剣があるんだ!」
「もう、勇者様ったら何をおっしゃってるんですか!」
ローレライが腰に手を當てて呆れたように言った。
「『応戦』じゃないですよ、私たちがするのは。私たちがアリアケ様の元でするべきは唯一つ!」
「うむ! ローレライはよう分かっておる! 旦那様がするべきことなど一つに決まっておるのじゃ。のう、ラッカライよ!」
「はい‼ お姉様‼」
ラッカライは聖槍ブリューナクを構えながら斷言した。
「躙ですね! 腕がなります!」
「あらあら、何だか脳筋がラッカライちゃんにまで染(うつ)っているようね、お姉さんは悲しいです」
「本當ですね、ブリギッテ様。やはりは床しくないと! それはそれとして前衛に行きましょう‼ この前練習した必殺技に耐えられますかね、四魔將さんたちは、ふっふっふー!」
「……うちのチームはこんなんだったかな~」
俺がし苦笑していると、先ほどまで話していたサイスもおもむろにこちら側へと近づいて來た。
そして、
「では我ら自律型維持メンテ型オートマタもあれらの躙をお手伝いさせて頂きます。どうぞ指示を賜れればと思います。アリアケ様」
「いいのか? あれはこのアークの鍵であるレメゲトンの部下だぞ? せめて中立とかじゃないのか?」
「え? あー、うーん……」
彼はし目を泳がせたが、誤魔化すように言った。
「あくまでプログラムとシステムに統制されているのでな対応が取れないのです。そんな訳で、都市機能を壊している彼らを、維持管理要員である私たちは自的にエネミー認定しました。うん、そんなじでいいでしょう! 言い訳は完璧です」
「こいつら絶対最初のプログラムからバグってるのだ!」
魔王がツッコミをれているが、何はともあれ味方でいてくれるならばありがたい。
「では星の権限を持つアリアケが勅命する。アレを躙せよ」
その言葉にサイスは目を輝かせた。
「命令されました! 最高! この瞬間を千年も待ってて良かったー!」
そう言いながら、數十に及ぶサイス達同型機は四魔將の二へと突撃していく。
「テンションぶちあがってますねー」
「ぬおおおおお! 一番槍を奪われる訳には行かぬのじゃ! ドラゴンの恥は掻き捨てなのじゃ~!」
「その用法はあっておるのかえ? コレットや」
「ぐはははは! これだけ味方がいればやられねえだろ! 活躍のチャンスだ、行くぞてめえら‼」
「はーいはい。あんまり突っ込み過ぎないでね」
「あたしはファイヤーボールうってっから。勝手に死にに行ったらいいじゃーん!」
「筋を躍させながら突撃だ‼ 俺の筋ならばスライムの毒だろうがミノタウロスの斧だろうが防げぬものはなーい‼」
こうして、サイス達アークのオートマタ達と共闘しての、四魔將との戦いの火蓋は切って落とされたのである!
【小説・コミック報】
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