《VRMMOで妖さん》2677:近くの子にもサービスしてもらおう。

お、來た來た。

みけちゃんと同じ茶トラ系にゃんこだけど、若干赤っぽく見えるの子だね。

「よろしくね。っても大丈夫?」

ちゃんと本貓(ほんにん)にも確認してからでに行ってるけど、訊かれる前から大歓迎オーラが溢れ出てたね。

エニュアンさんが近づいた時點で、し離れてる私にまで聞こえる音量でがごろごろ鳴ってたし。

……エニュアンさん、さっきから「おぉ……」みたいな聲しか出してないんだけど。

一応平靜を保ってはいるけど、実はすっごい貓好きな人だったか。

ん?

なんかねこちゃんがこっちの方を見て小さくんぬーってじの聲出したぞ。

何を要求されているんだ。

あ、みけちゃんがゆっくり近づいて行った。

「幸せね、これ……」

……ねこちゃんの橫にくっついてたエニュアンさんが、もふっと二匹(ふたり)に挾まれてる。

そのうち私もやってもらおう。

あ、メッセージの著信音だ。

ようやくエクセルさんも引き當てられたかな。

「うるさいわね…… 今それどころじゃないでしょ」

「気持ちは解りますけど」

ずっとぬくぬくしてたいだろうけど、優先順位を間違えてはいけないと思うんだ。

本當にその気持ちは解るし、私も混ざりたいくらいだけど。

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