《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第512話 魚を食べに
ふふーん! 水の上を、疾走で駆けていくのです! もう縄張りは解除してるけども、目指せ、縄張りがあった部分の外へ!
「わっ!? あれ? 水面に行けません?」
え、待って!? 水中に潛っちゃったけど、なんで水面を駆けていけないの!? 普通にこれで移は出來たよね!? あ、でも水中自はそれほど抵抗もなく疾走で駆けていけてる!
ミツルギ : サクラちゃん、それは『水化』使用時だけの効果だからな?
咲夜 : 『水化』を使ってなければ、水面は走れない!
真実とは何か : それが真実である!
「あ、そういえばそうでした!? 疾走、一旦ストップで!」
ズサっという音はないけど、止まり方自は変わらずにそんなじで止まるのです! むぅ……水中を普通に駆けてたのと、ごちゃ混ぜになって覚えちゃってた?
「これがもう必要だと言うのなら、使っていきましょう! 『水化』!」
ふふーん! まだ放水の再使用時間は過ぎてないけど、水化の効果時間の方が長いもんね! 思いっきりらせまくれば、湖の北側まで10分もかからないのですよ! ……多分!
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金金金 : 『水化』はオンライン版にはないスキルだが……ぶっちゃけ、変わったスキルだよな。
富岳 : まぁ役割としては空を駆ける『飛翔疾走』に置き換わったようなとこはある。
神奈月 : 水中への進出も、オンライン版には々と手段があるからなー。
ミナト : 『水化』はどうしても陸地での移に不便さがあるしねー。
神楽 : あ、陸地じゃちゃんと立ててなかったもんね!
「これ、オンライン版じゃ無くなった手段なんですか」
確かにちょっと癖は強い気はするし、空を駆けられるようになるなら不要にはなりそうな気もする? まぁとりあえず今は、改めて水面に乗って、駆け出していくのです!
「いやー、やっぱり水の上駆けるのって不思議なじですねー!」
不思議な覚ではあるけども、それでもこれは楽しいよね! 疾走は……あ、もう再使用可能になったね!
「再び『疾走』開始です!」
ふふーん! いぇーい! 思いっきり疾走開始! 思いっきり走っても、躓く要素が欠片もないもんね! 水面でどうやって転ぶのかって話ですよ!
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金金金 : はしゃぎまくっている狐っ娘アバター。サクラちゃん、こういう速度が出る系は結構好きだよな?
イガイガ : 川下りとか、嬉々としてやってたしなー。
「はい! 絶系は大好きですよ!」
リアルで遊園地とかは全然行かないけど、VRでは々とやったもんねー! なんといっても、どれだけ危険なものでも絶対に怪我をしないのは大きい!
ミツルギ : ドライブシミュレーターの話が前に出たけど、むしろサクラちゃんはなんでもありのレース系の方がいいのか?
こんにゃく : あー、事故になるのもお構いなしのタイプのゲームか。あれ、臨場が半端ないから、ビビる人は本気で駄目なやつだが……。
ヤツメウナギ : 嬉々として事故を起こしまくる配信者がいたっけなー。
咲夜 : あれ、無理だから!? なんで平然と人を轢き殺せる!? 殺した人數でハイスコアが決まるとか、絶対無理!
ミツルギ : いや、そこまで過激なヤツのつもりでは言ってないんだが……てか、それって配信停止になったヤツじゃないか?
「あ、それ、話だけは聞いた事があります! 倫理観が無さ過ぎるとかって、なんか大炎上してませんでした?」
その話題になってた頃は私はVR機を持ってなかったような気がするし、そもそも18歳以上の年齢制限があったゲームだったような? でも、流石に私もあの容はどうかと思う!
ミナト : あったねー、そういうやり過ぎなゲーム。
サツキ : 流石に殺した人數でスコアを競うのはやり過ぎって話題にはなってたねー! まぁ銃撃戦でお互いに殺しまくるゲームは何も言われなくて謎って開発の人達もぼやいて……るって噂だよね!
チャガ : FPSジャンルは今も人気だからな。まぁ、ガチの軍人が訓練しに混ざってるって事も結構あるらしいが……。
イガイガ : 軍を退役した人が、戦場を忘れられずに……っていうのはよく聞く話。
「あー、それも聞きますねー! でも、私はああいうゲームは苦手ですかねー」
どうも対人戦がメインなゲームって苦手なのですよ! というか、ゲームはマイペースでやりたいから、他の人の影響をけるのが嫌ー! あと、リアルな戦爭ゲームは年齢制限に引っかかって……あ、そこは大丈夫になってたんだった!
金金金 : サクラちゃんはそもそも対戦型のゲームが苦手か?
「そうなりますねー! ほのぼのした対戦くらいならいいですけど、ガッツリと殺し合いのゲームはちょっとパスです!」
殺し合いという要素よりも、ただ単に私が下手で殺されまくる予しかしないって部分も大きいけども! それに単純に銃での撃ち合いには興味は惹かれないんだよねー。
あ、でも昔のゲームであった、陣地をで塗り合うようなゲームならいいかも! ……まぁ全然勝てずに負け続けたらつまらないのは同じだけどー。
富岳 : ふむ。でも、戦闘ありのゲームは平気なんだよな? モンエボをやってるくらいだし。
「あはは、まぁそうですねー! そこが駄目なら、アクションやRPGのゲームってほぼ全滅しません?」
ゲームごとに々と違いはあるけど、その2つのジャンルだと戦闘は切っても切れない要素だもんね! あれ? でも、その中で人を殺すような展開って割とあるような?
サツキ : サクラちゃんが苦手なのって、中が実際の人かどうかの部分じゃない?
G : あぁ、なるほど。ゲームのデータだと分かってれば平気だけど、ガチの人が相手だと駄目なのか。
咲夜 : あー、そういう人って結構いるよな。
金金金 : オンライン版のモンエボでも、対人戦はパスって人も結構いるしな。
ミナト : 確かにいるよねー! まぁ対人戦だけがメインじゃないから、そういう人は他の要素で楽しみを見つけて々やってるけど。
「あ、私は中が実際にいる人だと駄目なんですか! 言われてみれば、確かにそんな気はしますね! あ、話してる間に縄張りだった範囲を抜けました!」
ふっふっふ、ちょっと分かりにくいけど、マップには一般生の魚が大量に映ってる! これ、普通に見たら多過ぎて邪魔だから、薄めの灰で表示されてるんだろうねー。
でも、意識して見たらしっかりと分かるから問題なーし! 疾走は止めずに、わざと勢を崩して水中へ突!
「胃袋が満タンになるまで魚を食べまくります! その間、自由に雑談で!」
疾走を使ったまま、水中を駆けて……うふふ、私に気付いたワカサギの群れが逃げ出したけど、逃しはしないのです! 移速度は私の方が速いし、あっという間に距離を詰められたし、いただきまーす!
金金金 : 満面の笑みでワカサギを喰らっていく狐っ娘アバター。いや、喰ってるのはライオンだけども。
咲夜 : ゲームのデータだと分かっていれば、何の躊躇の欠片もないんだよなー。
こんにゃく : それこそ、蟲であっても食べる事には欠片も躊躇がない。
G : 時々ある、本の人と見間違えるようなレベルのAIを搭載してるゲームだとどうなんだろうな?
ミツルギ : あー、あの辺はソフトの値段が妙に高いんだよなー。リアルではあるんだが……。
こんにゃく : その手のはAIの使用料が高いんだっけ?
ヤツメウナギ : そうそう、AIの稼働に能要求も高いヤツ。ああいうのはリアル過ぎて、逆にやりにくくなるんだよなー。
ミナト : VR機どころか、ホームサーバーの処理能力まで使ってようやくかせるんだよねー。オンラインゲームならサーバー側で処理してるのもあるけど……AIがリアルの人間に近いから、人と同じように接しないとまともにゲームにならないんだよね。
「あ、妙に値段が高いゲームってたまにありますけど、そういうヤツなんですか! ……地味にやった事はないですね?」
そっか、リアルな人に近いAIを搭載してるから高かったんだ! うーん、ゲームの中で普通の人と同じように接しないと駄目とか面倒だよねー。
ヤツメウナギ : あ、AIと言っても格のいいヤツばかりじゃないから、場合によっては無茶苦茶ストレスは溜まるぞ?
咲夜 : 何度か戦うボスのAIで、負けたら煽りまくってくるのもいるからなー。
いなり壽司 : アクションゲームで學習能力を持たせたボスとか、こっちのきを覚えて対応してくる事もある。……なんで敵がプレイヤーのきを學習して強くなるんだか。
ミナト : たまにあるねー、そういうおかしな調整をしたゲーム。強化され過ぎて、勝てなくなっちゃうとかさー。
「あ、そういう話は聞いた事がある気がします! なんか全然クリア出來ないって、荒れてましたよね! ミナトさんでも勝てなくなるって、無茶苦茶ですね!?」
私はやった事ないけど、あれってそういうAIが組み込まれてたんだ! ゲームって、何度も頑張れば勝てるようになってるものじゃないの? その前提が覆ったら、もうゲームでもない気がするよ?
うーん、まぁいいや! とりあえず、次はそこのナマズを食べるのさー! ふっふっふ、湖の魚は胃袋のストック分を溜めるのにはいいよね!
「作者さんって、対人ゲームはやります?」
「ん? いや、対人は全然やらないけど……」
「そうなんです?」
「というか、マルチプレイ自、全然やらないなー」
「え、それはちょっと意外なんですけど!?」
「昔はやってた事もあるけど、今はあれこれ書いてて、時間が微妙でねー。マイペースに出來る1人プレイばっかだね」
「あ、そうなるんです?」
「時間は有限だからねー。電子書籍の作中とか、本當に空き時間って不安定だし」
「……なるほど」
「まぁ作業速度自が上がってるから、その分だけ前よりはしゲームする時間は増えたかな?」
「その時間、私の方の電子書籍化に回してくれませんかねー!?」
「いやいや、これ以上の作業量の増加は倒れるから! 今でも結構疲れてるからね!?」
「むぅ……」
「インプットも兼ねた気晴らしもしないと保たないからね。さて、次回は『第513話 湖面をって』です。お楽しみに!」
「まぁそれもそうですね! とりあえず頑張って移していきましょう!」
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