《VRMMOで妖さん》2687:口を挾む隙を與えず喚ぼう。

「いいからあんたもさっさと召喚しちゃいなさい」

し離れて待機してた貓ちゃんを呼び寄せて、ぽふぽふでながら新たな召喚獣(もふ)の召喚を促すエニュアンさん。

「可いですねぇ」

「當然でしょ」

……貓ちゃんを褒められたエニュアンさん、親馬鹿かなってくらいにを張ってるな。

まぁ私もうちの子達が褒められたら嬉しいけどさ。

「それでは……と」

おや、あっさり力まで済ませて契約にったな。

リセットを繰り返してる間に、々と決めちゃってたのかな?

「一応訊いておきたいんだけど、貓派だったわよね?」

「わんちゃんも好きですよ?」

「どちらかと言うとって話をしてんのよ」

うん、大抵の人はどっちかが好きだからって別の候補が嫌いな訳じゃないよね。

うちの子が一番とかいう話とかと同じで、確かにそっちも良いんだけど私はこっちの方が好きみたいな。

同じか? まぁ良いや。

「で、もう一つ訊きたいんだけど」

「何でしょう」

「あんた貓喚んでないでしょ」

ん?

……この無言の笑顔は本當に喚んでないっぽいな。

貓派だけどわんこを喚んだのか、第三勢力として初手からスライムを喚んだのか。

まぁどっちだったとしても、別に悪い事では無いんだけどさ。

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