「あら」

ん？

なんか私の後ろを見てエニュアンさんが……

「なんか仲良くなってますね」

「可いわねぇ」

さっきまで近くに居たはずのミシェルちゃんが、うちの召喚獣(こ)たちの所でもふもふなでなでされてた。

なんかラキが背中の上を走り回ってでに巻き込まれてるのは気にしないでおこう。

「それはともかく、やる事を先に済ませちゃった方が良いんじゃないかしら」

「えっちゃんが一番逸れてると思いますよ？」

「うるさいわね」

うん、なんだかんだで一番でたりぷにぷにしたりしてるのはエニュアンさんな気もしなくはない。

でもまぁ可いし気持ち良いから仕方ないよねと弁護していきたいね。

なぜなら私も大差ないから。

「まぁその通りではありますし、役場に行って使いそうな魔法とかを登録しちゃいましょうか」

「いつまでもここで遊んでる訳にはいかないものね」

一応翅をかしたり【浮遊】で飛んだりは出來る様になったから、とりあえずここでやっておいた方が良い最低限の事は済んで……

魔力の扱い方は別に後でも良いよね、うん。