《VRMMOで妖さん》2694:のんびりした子を心配しよう。

「それじゃ移……するのは良いんですけど、ほえいちゃんは一人でも大丈夫なんですかね」

大き過ぎて抱っこして運ぶのは無理そうだけど、このゆったりした雰囲気の子はちゃんとついて來られるんだろうか。

……いやエクセルさんならなんとかなりそうだけど、絵面もアレだし主人に運ばれる事をほえいちゃんが良しとするかって問題も有るし。

「あぁ、確かに…… ん、大丈夫? 行けるの?」

私の懸念に同意の聲を上げるエニュアンさんに、微妙にぽよぽよいてアピールするほえいちゃん。

こう言ったら申し訳ないんだけど、そのき自が控えめ過ぎて本當に大丈夫なのかって思っちゃうぞ。

む、なんかほえいちゃんの形が……

「まんまるですねぇ」

「頑張ったら重力に逆らえるのね……」

普段の潰れているというか地面にくっつき気味なおもち的ぼでぃーから、綺麗な球にうにーっと変したぞ。

あれは全に力をれて頑張ってるみたいな覚だったりするんだろうか。

「おぉ、結構速いですね」

「意外と用なのねぇ」

……あれはコアの位置を微妙にずらし続ける重心作でころころ転がってるんだろうか。

確かにあれなら大丈夫そうというか、むしろ私よりも速いかもしれない。

      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください