《VRMMOで妖さん》2696:問題點に気付こう。
「まぁ問題無さそうな事は解りましたし、移するとしますか」
このまま地上付近を飛ぶのは危ないので、二人を促しつつ普段通りの高めの位置へ。
「そうね。……って、何やってんのよ」
おや?
エクセルさん、なんだか上昇が妙にゆっくりだな。
「これ、結構難しいのですが……」
「そんな事……もしかして種族が【浮遊】にも悪影響を與えてるのかしら?」
「あー、有り得そうですね……」
普通は覚えたてでも基本的な覚さえ理解すればある程度はけてたと思うし、現にエニュアンも軽々と使いこなしてるもんなぁ。
まぁ「普通」とか言えるほど數は居ないんだけど。
「とはいえ飛べない訳ではありませんから、追々慣れていきましょう」
「今遅いのが困るんじゃないの。悪いけど、手を貸してもらっても良いかしら?」
「あ、はーい」
シルクにお願いしつつ私にも確認を取ってくるので、遠慮なくどうぞと返事をしておこう。
ゆっくりでも困るって程じゃないけど、時間は無いより有る方が良いもんね。
仕事を振られて「おまかせを」ってじのやる気に溢れるシルクが、エクセルさんの所に行ってぺこりとお辭儀。
スケールが違うのに長は大差ない二人が並ぶと、なんだか微妙な違和が有るなぁ。
「すみませんがよろしくお願いします。肩に……こうですか?」
おや、後ろから抱き著いて運んだり背中を押したりするんじゃなくて、背中を向けて肩に手を置かせるんだね。
「はい、頑張りますね」
あぁ、移のお手伝いはするけど並行して練習も進めましょうねって事か。
翅をかした方が飛びやすいのに、シルクが後ろに付くとかせなくなっちゃうもんね。
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