『錬金1025話　商人に馬車を見せる』

「良いのですか、料金は取ってもいいのでは？」

「そこは考えたのですが、一人でも多くの人に來てしいのもあるので、無料でいいです」

「人件費も町長が持つとは太っ腹です」

「功するといい」

「きっと功する」

「ということでフィデリオゴンにはお世話になる。そこで々といてくれるので報酬は前払いで出します。この馬車はどうですか、あげますよ」

いてくれるのを無報酬というわけにはいかない。

報酬は出さないとだな。

馬車でよければ、差し上げよう。

「えええ～いいの！　これ私にですか？」

「いいよ」

「ミスリルですよね、めっちゃ高価ですよ」

「いいよ、フィデリオゴンにあげます。使っていいです」

「もらいます！　これは頑張らないとな」

商人フィデリオゴンは喜んで馬車を引き取ってくれた。

「商人さん、頑張れ！」

「ミスリル馬車です！　商人には馬車は必須ですからね」

「はい、必須です」

「いつものコメ、コムギ、タマネギ、ダイズ、キャベツ、オレンジ、ジャガイモ、ビールは買ってね」

「もちらん買いますとも」

「どんどん売ってよ！」

スイに頼まれる商人。

馬車の件の話は済んだ。

商人が引きけてくれるとは考えてなかったので意外だった。

結果はいい方向に行ってるな。

商人と関係があるのは町を経営していく上で、とても重要な點だと痛した。

町の発展は俺一人ではないと思う。

多くの人と関りで変化するものだな。

だけど王都は避けたい。

あまり派手にくとうるさいのがあるのは言っておこう。

「観客を繋ぐ町は、王都は避けたい。うるさいかもだ」

「避けましょう。きっと王都の役人がきます。國王もくと勝手にするなとか、許可する料金を取るかもです」

「嫌な人ばかり王都は」

「フランツの町をねたんでいるのよ。功するのを見て、足を引っ張るのよ」

先ほどモフルンがビールも頼んだところで、他にも売りたいものがある。

ビールはもちろん売りたい品目。

ジャガイモも売りたいですね。

そして新たに追加したいのもある。

牛だ。

「それと、さっきモフルンが言ったコメやコムギ、それにビール。追加したのがあるんだ」