《寢取られた元カノ?、知らない許嫁、キャな馴染も皆要らない。俺のみは平穏な高校生活だ!》あっ、お兄ちゃん

ちょっと前話の続きです。

――――――

今、洋二さんが私の橫にいる。勿論ベッドの上。お互い何もに著けていない。彼の溫もりだけをじている。

時計を見るともう午後八時になっていた。でも離れる気になれない。

ほんの二時間前、私は洋二さんに抱かれた。いや抱いて貰ったのかも知れない。でもお互い初めてだったこともありぎこちなかったけど、でも何とか最後まで出來た。とても痛かった。お兄ちゃんの彼達もこんな思いしたのかと思うと何とも言えないじがした。

でもそれ以外は、ただ大きな聲を出していただけ様な気がする。恥ずかしさと気持ち良さが相まってどう言って良いか分からない。

これで私は洋二さんと新しい一歩を踏み出せる。彼の寢顔を見ているとちょっとだけ彼のにキスをした。

彼とは長が同じ位。私がびすぎたじ。もう百七十八センチもある。もうびないと思うけど。

我が家はみんな背が高い。お母さんも百七十は有ると言っていた。お父さんは百九十近い。だから仕方ないのかな。

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あっ、彼が目を覚ました。じっと私の目を見ると彼の手が私の大切な所に降りて來た。そのままを委ねた。

もう午後十時を過ぎていた。ベッドの上で彼が

「瞳さん、今日は帰ります。初めて來て泊まったらだらしないじがするので」

そんな事気に無くても良いのに。

「泊って行ってもいいですよ」

「今度は、きちんと準備してきます」

何準備してくるんだろう?

彼が著替えると、私も著替えた。彼には部屋の外に出て貰った。何となく恥ずかしい。私も部屋の外に出ると

「駅まで送ります」

「いや流石に帰りが心配になります。それにここは駅から近いから」

もうし一緒に居たいのに。

玄関を出る前にもう一度キスをした。そして玄関を開けて彼が外に出ると私も一度出た。その時だった。隣のドアが開いた。そして

「あっ、瞳ちゃん」

「早苗お姉ちゃん」

「早苗どうした」

「あっ、お兄ちゃん」

「瞳か。えっ!」

お兄ちゃんは私の橫にいる洋二さんを見ると、何故か何も言わずに

「早苗、じゃあ明日な」

「あっ、ちょっと」

部屋にってしまった。

「もう、達也ったら」

それから私達の方を見ると

「ふーん、瞳ちゃん、やっと大人になれたんだ、良かったね。じゃあ私はこれで。お二人共おやすみなさい」

私達の橫を通ってエレベータホールへ行ってしまった。

「あの、瞳さん。不味かったかな?」

「あの二人は問題ないですよ。マンションの玄関まで送ります」

「…………」

達也君と桐谷さんに見られてしまった。ふしだらな男と思われたかな?

俺は、早苗を玄関先で見送る為に出ると、何と瞳と洋二さんが居た。この時間までいるって事は、そういう事だろうけど、兄としては複雑な心境だ。頭の中ではあの二人はもうそういう関係になっていると思っていたけど、まさか目の前で見せられると複雑だ。

今の関係が続けばいずれ結婚して立花瞳になるんだろうけど。

しかし、それって玲子さんは親族関係になるのか?玲子さんの最近の行を見ていると、あの二人がそういう関係になった事を理由にもっと積極的に俺に近付いてくるかもしれない。

そうなると早苗が変に勘違いして、まためそうだな。これは何とか事前に手を打たないと。でもどうすればいいんだ。

洋二さんをマンションの玄関まで送った後、私は部屋に戻った後、寢室にった。彼の匂いがベッドにある。

シーツが汚れてしまっている。初めてだったから仕方かな。明日洗っておこう。スーパーで彼に緒で買っておいたあれが役に立ったけど、あれって初めてでも上手く著けられるのかな。私が初めてだって言っていたし。今度聞いてみようかな。…やっぱり止めよ。恥ずかしい。

その後、お風呂場に行ってシャワーを浴びた。彼に抱かれたがまた彼を思い出している。そう言えばあの時、早苗お姉ちゃん出て來たって事は、多分同じ事していたんだろうな。

でも彼は、もう高校生の時からだから、私とは全然違うんだろうな。

私は石鹸を當てた後もう一度シャワーを浴びた。

それからは、月に二度位、彼が私の部屋に泊りに來た。勿論、晝間は映畫を見たり、散歩したりして、夜は私の料理を食べて貰った。

そしてその後は、うふふっ、そういう事をした。

そして半年後、夏休みが明けた十月中旬、彼は私を彼の両親に紹介してくれた。結婚を前提にお付き合いしている人だと紹介された。

彼のお父さんは玲子お姉ちゃんの事もあり、諸手を挙げて喜び、その日のに私のお父さんに連絡して、定してしまった。勿論婚約の事。

これで私の方向は決まったけど運命は決まっていない。だってお兄ちゃんというとんでもない人がいるから。

お兄ちゃんのき方次第では、立石産業、立花産そして三頭グループの行く末がくんだから。

お兄ちゃん期待しているからね。

――――――

ちょっと濃かったかな?

次回をお楽しみに。

面白そうとか、次も読みたいなと思いましたら、ぜひご評価★★★頂けると投稿意が沸きます。

想や、誤字字のご指摘待っています。

宜しくお願いします。

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