《VRMMOで妖さん》2704:移覚に慣れよう。

「やっと著いたわねぇ」

「申し訳無いです」

「いや別にあんたに文句は言ってないわよ」

練習中のエクセルさんに合わせてなくても、安全に飛ぶと普通に歩くよりは遅くなりがちだからなぁ。

というか移する実際の距離やかかる時間が同じでも、小さい視點だとかなりの距離を移した様にじるから、余計にそう思っちゃうんだよね。

「そもそもあんたが遅(おっそ)いのは元々でしょ」

「それはまぁ……」

あ、気にするなってフォローしたのかと思ったけど「普段から言ってるから改めて言うまでもない」ってやつだこれ。

一緒に歩いてた時にそんなに差が有る様なじはしなかったけど、あれはエニュアンさんが合わせてただけなんだろうな。

「それはともかく……」

「言いたい事は解ります」

いつもながら建る前から視線の集まり合と歓迎ムードがすっごいんだよね。

こればっかりはどうしようもないというか、NPCの集まる場所に行くと大こうなるから諦めて慣れてもらうしかないと思うよ。

流石にシルクの頭の上(そこ)で元気に踴ってる子くらいになれとは言わないけど。

あんまり暴れてるとそのうち叱られちゃうかもしれないぞ。

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