貴重なお時間を割いて、

無駄文に目を通してくださいまして、

誠にありがとうございます。

今日が普通の1日に戻るには

どれぐらいの時間がかかるでしょう。

現場が何気ない風景に戻るのに

どれぐらいの時間がかかるでしょう。

大和西大寺駅といえば、

大阪・京都・三重に向かうには

避けては通れないターミナル駅で

奈良市に差している方なら

何かしらの形で利用しており、

乗降人數も県トップレベルです。

慘事の現場となって1年。

現場近くには獻花臺が設置され、

多くの方々が訪れるでしょう。

來年も・再來年も・明後年も……

今日が訪れる限り

慘狀の現場として思い出され、

生活圏にしている方にとって

暗い影を落とし続けます。

故人を追悼する気持ちを

持ち続けるの大切さも

理解できますが、

地元の人間からしますと

曰く付きの場所として汚名ばかり

募ってしまうのはやはり辛い。

この複雑なを今後

幾度も繰り返すのかと思うと

正直気が重くなります。

閑話休題(それはさておき)……

年齢は公表していますので

逆算すれば生年も出てきます。

昭和後期の1980年に生をけ、

末期・平時代と共に20世紀を

駆け抜けました。

これまでの半生を二分しますと、

未年期が20世紀・年期以降が

21世紀と綺麗に分かれます。

20世紀の頃はまだ自然が多く、

が一人歩きするには

危険な場所が多く殘っていました。

何処からどう見ても田舎の地域が

大きな転換期を迎えます。

目と鼻の先に高速道路が造られ、

インターチェンジ周辺に

森林地域が次々と開発、

大型ショッピングモールの招致も

あって、次々と土地が造され

新興住宅地が一気に増えていきます。

近くに一級河川が流れ、

集中豪雨によって川が増水・

越水となりますと結構な水害を

被る恐れがあるのが懸念點です。

一できる場所から

住宅街を眺めますと、

外観も當然ながら

時代の変遷を明らかにじる

部分が見られます。

それが屋を覆う建材。

昔は瓦しかありませんでしたが、

現在は瓦以外にも

スレート・金屬・

アスファルトシングルと

コストによって々な選択肢が

提示されており、

昔ながらの瓦を選択される

ご家庭は見られなくなりました。

自宅近くは時代をじる

お宅も多く殘り

瓦の風を味わえますが、

住む人がいなくなれば取り壊し。

その更地に新たに建つ住宅に

恐らく瓦は葺かれないでしょうし、

そもそも建つのが

住宅なのかも定かではない。

以前、取り壊しの現場を見かけ、

數日後に同じ場所を通りかかると

コインパーキングに姿を変え

顎を落としましたが、

平たい屋ばかりの住宅街に

趣のなさをじてしまいます。