貴重なお時間を割いて、

無駄文に目を通してくださいまして、

誠にありがとうございます。

全日本我慢大會・2023年夏は

ここから本番のロングラン開催です。

軽いジャブで様子を見ると思いきや、

いきなり強烈なストレート。

ボクシングの井上尚彌選手が

【ザ・モンスター】

と稱されるようになる

きっかけとなったであろう

フアンカルロス・パヤノ選手との

防衛戦でワンツーパンチだけで

KOした試合がありまして、

試合時間は1分々と

放送局が尺を埋めるために相當

慌てていたのが印象に殘りましたが、

そのストレートにも似た

溫に匹敵する最高気溫に

早々にタオルを投げれる方が

続出したように思えます。

閑話休題(それはさておき)……

今日が祇園祭のハイライトとされる

山鉾巡行が行われ、

河原町池の辻回しの様子は

関西圏のメディアで報道されています。

最近では祭りの様子を

生配信される仕組みが整えられる中、

関西圏のテレビで

生放送されるお祭りは

京都の祇園祭と大阪の天神祭のみと

注目度の高さは群を抜いています。

今年はコロナ禍から抜け出し、

観客を呼び戻すのに注力されており、

山鉾巡行を観覧するために用意した

プレミアム観覧席の価格が40萬円。

法外に映る価格設定に

誰が買うのかと思う中、

売れ行きは80%と好評だった様子。

流石は外國人観客が行きたい都市

ランキングで常に上位にってきた

ポテンシャルを如何なく発揮します。

今日までの三日間が前祭(さきまつり)、

そして來週末の三日間が後祭(あとまつり)と

前後編で分けられている

唯一のお祭りですから、

後半の山鉾巡行でも算盤(そろばん)を

弾かれているのは容易に想像できます。

商魂の逞しさは

何も行政だけに限った事ではない。

何かにつけて転売屋が

暗躍されるのが問題視されますが、

祇園祭にも手がびていたようで、

厄除けのお守りとされている

粽(ちまき)がフリマアプリを介して

大量に売られています。

人気の鉾のものですと、

販売開始からわずか30分程度で

売り切れてしまうほどの縁起で、

その一部が流れているのは明白です。

需要があるから供給がある。

現地に行かなければ買えないとなれば

需要は高まるばかり。

接客業やサービス業は

善説が土臺にありますが、

昨今の不謹慎な畫投稿によって

大きく揺るがされています。

とはいえ、転売に対して

無策では話にはならず、

各鉾ごとに作られるちまきを

公式のオンラインショップで

販売できるよう手筈(てはず)が

整えられている模様です。

手作りで本數に限りがある以上、

暫くは転売が橫行しそうですが

こういった地道な努力で

減らしていくしかなさそうですね。