《ほんじつのむだぶん》23年7月26日號『稽で中和する』

貴重なお時間を割いて、

無駄文に目を通してくださいまして、

誠にありがとうございます。

國語のテストで満點を取る。

そのための最終関門が、

長文読解における最後の問題、

【―――の部分のおける

登場人の気持ちを答えなさい】

これが5點を占めており、

模範解答から僅かでもズレますと

△と減點裁定が下され一歩屆かず、

実際に教わった解答と

自分の答案用紙を見比べて、

「どこがどう違うの?」と

納得のいかぬまま先生の下(もと)に

詰め寄って直談判するも、

見事に論破されて引き下がり、

見直せる時間を呆けていた事に

腹を立てた事もありました。

更に難易度を上げたのが

【20文字前後で答えなさい】の

絶妙な文字數の制限で

はオーバーしてしまって

何処を削るべきかで腕組みをし、

削りすぎたのでまた減點と

國語が得意であっても

恨を殘す問題でした。

義務教育から離れますと、

悩まされる問題ではありませんが、

無駄文はどんなに下らぬ容でも

1日1000文字以上が最低條件と掲げて

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2500本以上続けてきました。

小説家志の方々は

僅か數時間で數千文字もの

文章を書き続けられるんだから

1000文字に數時間もかかるなんて

レベル低いんじゃないの?

そう指摘されますと

全く返す言葉が見つかりませんが、

900文字を超えたあたりで

ネタを全て書き盡くして

指を止まった時の絶は中々で、

昨日の無駄文の総文字數が

1001文字と確認した時の安堵

普段の達以上のものがあります。

閑話休題(それはさておき)……

今日は【幽霊の日】。

今となっては鈴木司さんの

【リング】【らせん】と筆頭とした

ジャパニーズホラー作品は

々と現れましたが、

歴史上で有名な怪談話と言えば

やはり東海道四谷怪談。

その初演が行われたのが今日だと

記録されています。

現在の暑さの凌ぎ方は

水分と塩分をこまめに摂って

外出は控えて涼しい所で過ごす。

これが王道の手段ですが、

江戸時代は冷や水売りという

商売がり立つほど冷水は稀

當時の庶民は甘酒を飲んで

汗をかいて溫を下げて涼を得る。

蒸し暑い夜は一堂に會して

語に肝を冷やす。

これがトレンドだったそうです。

お禮狀の畫像として

【ghost】と検索をかけますと、

デフォルメされたらしいから

ホラー映畫の一部を切り取った

おどろおどろしいまで出てきます。

お禮狀をビックリ箱にして

どうするの?と前者から選びますが、

逸般人が選ぶ上では

後者の畫像も目の當たりにします。

そういった類の作品は苦手で

目に留める度にをよだつ

思いもするのですが、

メイキング映像の様子を拝見すると

どうやって怖がらせようかと考え、

怨霊のメイクをする側も

される側もノリノリ、

撮影現場の雰囲気は和気藹々で

スタッフ間の笑いが絶えない、

作風とは真逆でエンタメとして

視聴者を楽しませてくれます。

それを踏まえた上で、

おどろおどろしいカットを見ますと

怖さを中和できるように

その裏側の稽さが浮かんできて

逆効果だよなと苦笑いします。

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