《ほんじつのむだぶん》23年8月10日號『いい道だったなぁ』

貴重なお時間を割いて、

無駄文に目を通してくださいまして、

誠にありがとうございます。

1年間で発生する臺風は

平均で26.1個。

その中で11.5個が日本に接近すると

70年以上の統計で出ています。

其処から照らし合わせますと

迷走に次ぐ迷走を繰り返した

臺風は今年でまだ6個目と、

ここからの約2カ月で20個も

発生するのかと気をみますし、

それに呼応するかのように

7號が発生し、お盆期間中に

首都圏を直撃するという

予測が立てられています。

「あれ?これは何処かで……」と

思われた皆様、正解です。

去年のコミックマーケットは

3日目に臺風が接近し

荒れ模様の中開催され、

オタクの底力を

まざまざと見せつけたのが

話題になりましたが、

同じ轍は踏みたくないのは

參加される方々の偽らざる本音で

私以上に気をまれている方も

いらっしゃる事と思いますし、

全く関係がなくとも

大手を振って帰省できるのに

計畫の前倒しを余儀なくされるのは

里帰りを楽しみにされている

さんにとっては心殘りでしょう。

(帰省を憂鬱にじるとの書き込みも

ちらほら見かけますが、

數派であってほしいと願います)

閑話休題(それはさておき)……

今日の記念日は【道の日】。

私達が平然と歩いている道だって、

名もなき誰かが土地を均して舗裝し、

何らかの理由で壊れていれば

車通りのない深夜帯に補修され

寢ている私達は気付かない。

何度も継ぎ接ぎされて

自然と出來上がった凸凹(でこぼこ)道にも

頭が下がる思いをします。

ロードムービーにとっては

切っては切れない間柄ですが、

其処に出てくる広大で

それ以外に何もない道を

で探すとなると

中々候補が見當たりません。

鳥取県にある江島大橋の

べた踏み坂も魅力ですが、

車のアクセルを思い切り踏み込む

必要があるという由來から

スピードを味わいにくそうで、

個人的な候補からは外れます。

やはり印象に殘るのは北海道。

釧路に降り立ってレンタカーを借り、

宿泊先と帰りに乗る飛行機のある

千歳空港だけが決まっている

フリープランの3泊4日で

羅臼・室・瑛・層雲峽と

結構な長距離を

助手席に座っていましたが、

カーナビが淡々と伝えてくる

「この先100km、道なりです」の

パワーワードを聞いたのは

この1度しかありません。

普段は全く気にも留めなかった

居眠り防止対策に施された舗裝の

有り難味をしましたし、

ラベンダー畑や

牧草のラップロールをの中を

流して走った道々は

ロードムービーの世界に

飛び込んだ気持ちになれるほど

いい道だったと記憶しています。

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