《付き合ってから結婚するまで》文化祭當日
ついに今日は文化祭當日。晴天に恵まれ、良いスタートを切った。
「優人〜!見て!この裝!」
菜は白いタオルを被って優人に見せた。
「なんだそれ。」
「何って、お化けでしょ!」
菜はがお〜と言って首に噛み付いてきた。
もうお化けなのか吸鬼なのか分からなくなってきた。
「よーし!け付け準備おっけ!」
「じゃあ持ち場につけ!恐怖で気絶させるつもりでやるぞ!」
「「おー!」」
早速1人目のお客さんが來た。
「うぉおおおお!!!」
男子組は全力でおどかしに出る。
「ほら!真奈もやろうぜ!」
「う、うん!た、食べちゃうぞ〜…」
真奈の真っ赤に照れた顔で出てきたサキュバスにお客さんは驚くどころか癒されてしまった。
「吸鬼様!俺達のをどうぞ!」
「おめーら!ウチの嬢はおり止だぞ!!」
「あの…」
「別料金だー!金出せ〜!」
「彼氏居るんだぞー!」
「あの…彼氏いないし嬢じゃないです…お化けです…」
お化け屋敷は繁盛した。
自分達の擔當の時間が終わったので、優人達は他のクラスをまわる事にした。
「なぁ菜ちゃん、彼氏と2人きりにしなくていいのー?」
「うん。友達も大切だから。」
「なんだこの天使!最高かよ!」
子組がわいわいしてる橫で、優人と翔は気まづかった。
「なぁ、男子俺達だけってやっぱ微妙だな。」
「そーだな。真奈ちゃん連れて抜け出せば?」
「ばかっ!俺にそんな度ねぇよ!」
そうだった。翔はバカだけどこういうのには弱々だった。
「いい話があるんだけどさ、」
「なんだよ。真奈ちゃんとは何もしねーよ?」
「夕方にキャンプファイヤーあるんだ。そこで告白しちゃえよ!」
翔は優人の提案をけれかけたが、ひとつ質問された。
「てか、俺が真奈ちゃん好きって言ったことあったっけ?」
「ほんとに好きだったのか!勝手に言ったんだけど。」
「優人って嫌なやつだな。」
「それ程でも。」
次回はキャンプファイヤーの前に生徒會のメンバーで披するバンドの話。
to be continued…
悪役令嬢の影武者を嫌々演じて十年、憎っくき本物に『ざまぁ』したけど? 本當の悪役はアイツだった……!?
ある時は淑女、またある時は悪役令嬢。いえ、殆ど悪役令嬢。そんな公爵令嬢シェリーの影武者を十年も演じていたわたくしポピーは我慢の限界にきていた。 が、しかし、転機が訪れたのだ。 たまたま使用人に戻っていたわたくしは、シェリーの婚約者エリオット王子様に呼び出され、何と婚約破棄したい旨を知らされる! これは『ざまぁ』の大チャンス!! 今までの鬱憤を晴らすかの如く、王子に協力する事を快諾する。 「よおし、仕返しするからね!」 ーー密かにほくそ笑むのであった。
8 152色香滴る外資系エリートに甘く溶かされて
大手化粧品メーカーのマーケティング部に勤務する逢坂玲奈(26)は訳アリな初戀を引き摺っていた。5年前の夏の夜、お客様だったあの人のことが忘れられなくて……なのに、その失戀の相手である外資系コンサルタントの加賀谷春都(32)と職場で再會して————結婚してほしいって、どういうこと!? 色香滴る美貌のコンサルタント × 秘密を抱える化粧品マーケッターの5年越しの戀の行方は? *完結しました (2022/9/5) *改稿&加筆修正しました(2022/9/12)
8 117奴ら(許嫁+幼馴染諸々)が我が家に引っ越してきたのだが…
春休みが終わり、高校生二年目が始まろうとするその日、父親が長期間海外で滯在する事になったことを聞かされた天坂 興。この日を境に許嫁、幼馴染諸々が引っ越して來て我が家がシェアハウス狀態に。 そして興は彼女たちの心を、自分の本心を知ることになる。果たして興はどんな答えを出すのか……。
8 153先輩はわがまま
岬次郎(さきじろう)は、一人暮らしの大學二年生。 それなりに満喫していた大學生活で、彼には悩みがあった。 それは、わがままで自分勝手な先輩、間宮御子(まみやみこ)に事あるごとにちょっかいを出される事。 しかし、そんな先輩の様子がおかしい? 果たして、先輩と次郎に何があったのか! わがままで自分大好きな年上の先輩とのドタバタ日常ラブコメディー! 毎日更新中!
8 137獻身遊戯 ~エリートな彼とTLちっくな戀人ごっこ~
女性なら誰もが惹かれるイケメン銀行マンの穂高清澄(ほだかきよすみ)は、『ミスターパーフェクト』と呼ばれている。 取引先の社員である日野愛莉(ひのあいり)は、ひょんなことから彼とエッチをする関係になってしまった! トラウマから戀愛ご無沙汰だった二人は、胸をきゅんきゅんさせながら手探りの戀人ごっこにハマっていき──?
8 56とろけるような、キスをして。
従姉妹の結婚式のために七年ぶりに地元に帰ってきた美也子。 そこで、昔から"みゃーこ"と呼んで可愛がってくれていた高校の頃の教師、深山先生と再會した。 「今すぐ、帰ってこいよ」 「みゃーこなら、勘違いしてもいいよ?」 深山先生はとても優しくて、かっこよくて。 「もっと俺を求めて。もっと俺に縋って」 でもベッドの中では、 ほんの少しだけ、意地悪だ。 【2021.6.12完結】
8 171