《ほんじつのむだぶん》23年8月19日號『逸般人、巷の話を語ってみる』
貴重なお時間を割いて、
無駄文に目を通してくださいまして、
誠にありがとうございます。
野外の音楽フェスに參加された
著名なDJさんが観客から
的被害をけたと告発した
事件が騒になっています。
夏は暑い、それは常識です。
暑さを凌ぐには
厚著なんてしていられない、
それも常識です。
薄著になってを出するのは
致し方ありません。
ご自で選んだ服が出服ですと
暫し眼福に與れて
鼻の下がびるぐらいは
許していただきたい。
その一線を越えれば最後、
後ろに手が回るのは當然です。
と、正論を並べてみましたが、
ここで素樸な疑問が浮かびます。
拙い想像力に加え、DJブースを
模したアーケードゲームを
プレイした経験を展開させますと、
そもそもDJって、
自が持っているスキルを
駆使した音楽を聴かせて
聴衆を盛り上げる立場であって、
プレイしているブースを離れて
観客側に寄り添って
盛り上げるのはDJではなく
ダンサーさんやパフォーマーさんの
領分で、役割を弁えていれば、
なくとも
今回の被害は避けられたはず。
とはいえ、一蕓を磨き続けても
上には上がいるのが蕓能の世界。
數多の候補から一歩も二歩も
抜きん出るには
複數の得意分野の組み合わせで
唯一無二を目指すのが重要で
この方はDJとしてのスキルに
自の妖艶さを組み合わせた事で
人気者の階段を駆け上がった
実績が仇となった印象があります。
こういった不祥事が起こりますと、
運営側は再発防止に努めますに
終始され、加害者に対しての
法的措置を辭さずの姿勢ですから
恐らく監視カメラや
SNSの寫真投稿によって
逮捕に至るまでのの時間を
かけずに手打ちとしたいのが
運営側の本音でしょう。
唯、それで禊とするのは筋違いで、
議員から閣僚に起用する際には
過去の政治活と発言を軸とした
検査を念に行った上で
閣の打診を行います。
(それでも上手の手から水がると
不祥事が発覚したりしますが)
これと同様に運営側は
フェスへの參加打診をされる際には
演者さんがこれまでに出演された
フェスやイベントで披した
パフォーマンスを見た上で
どんなアクシデントが起こるかは
想像できたでしょうし、
それを踏まえた対策は打てたはずも
事件は起こってしまった。
運営側の脇の甘さを指摘されても
不思議ではありませんが、
そこを注視する記事は見けられず
出服に対しての是々非々や
癡漢大國と日本を貶める発言が
話題の主流になっています。
最も悪いのは加害者。
それは明らかですが、
様々な角度で騒の顛末を見るに
材料不足に映っています。
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