《異世界に転生したのでとりあえずギルドで最高ランク目指します》取り出し、そして葛藤

ただ腕がかないからどうやって魔力を流せば良いのか。

この世界のはどれも魔力を流すことは出來るけど、からへ魔力を流せない。

治癒核に氷をばしてさらに魔力を流す。

しかし氷の側に線が増してやや太くなる。

だからこんなじで自分の能力越しだと魔力の補充になるだけ。

対してなんの能力もないにはただ魔力が流れてくなるくらいだ。

「......?」

あれ、視界がチカチカするというか『天眼』が途切れ始めている。

魔力切れか? いや、でも他の能力は平気みたいだし。

......あ、意識が落ちかけてるのか。

既に瀕死の狀態だと言うのに數分以上放置して戦闘していたからが限界なのか。

警備員が來るよりも急いで治癒核を発させる方法を探さないと。

そうだ! 裝飾を外して手まで持ってくればとりあえず腕は治せる。

その後にを治せば助かる!

はめ込まれていてだけなので、その間に水をれれば取れるだろう。

先ほどばした氷を水狀に戻して裝飾の間にり込むようにる。

れ難いな......ガッチリとはめ込まれているから隙間が小さい。

量では途中で作が出來なくなってしまうので、一定以上侵してもらわないといけない。

だからって、れ......早くれよ!

全然中にらない。本當に隙間が小さいからを侵させられない。

針のに通すなんて比ではない。

はあ......こういう時間がない時に限って小さい作業で苦戦するな。

それに呼吸がし辛い。肺もやられているし、なんならを刺されている。

こっちは流石に止めしたが他の部分まで能力で覆えば、逆に寒さで意識を失う可能が高まった。

まあ、能力で覆わなくても寒いのだが。

お! やっとった。

しばらくしてようやくが中へと侵する。

こうなればあとはを凍らせて、満遍なく押していけば取れる。

に押されてジリジリと外に出てくる治癒核。

そしてポロッと柄から治癒核がの上にこぼれ落ちる。

よし、取れた。あとはこれを腕まで持って行けば......

「!」

『天眼』が壊され、さらに能力で地形と一緒に移させられた甲冑の死の中でいた者を捉えた。

自分で言うのもあれだが、こんなダメージを負っていてまだ生きているやつがいるのか?

調べたいが今は自分の治療が先決だ。

まずは腕を......

ずっと『天眼』に痙攣(けいれん)している甲冑が見えると気になる。

あの甲冑は確か口調が荒かったのだな。

俺は治した後に傷を覆うなりすれば良いからこの大きさでも問題ないだろう。

しかし彼を助けるには腕を治してどうにか彼の元へ行き、治癒核で大まかに治すしかない。

だから申し訳ないが助けられない。

それに結局明確な敵かどうかも分からなかったし。仲間を囮にって可能も十分にあり得るから、襲われたからといって外すことは出來ない。

ただ......うーん、見殺しにするのも後味が悪い。

甘いだろうけど敵だろうと助けられるなら助けたい。死んでしいとまでは思わないからだ。

だけど治癒核には限界がある。どうする......

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