《ほんじつのむだぶん》8月25日號『悪趣味に津々』

貴重なお時間を割いて、

無駄文に目を通してくださいまして、

誠にありがとうございます。

先日の2600本到達が

小さな節目に見えていたのは、

その直後に大きな節目に手が屆き

完全に霞んでしまいました。

2016年6月11日から

唐突に初めて苦節7年強。

なろうの無駄文の総PVが

50萬を超えました。

規約違反をチェックするための

システムによる大きな追い風が

積み上がって到達できたのは

確かですが、チラ見でも

ご覧いただけた全てのPVに

謝を申し上げます。

予斷を許せなくなりつつある

父の転倒・卒倒の介護に

軸足を置く頃合が迫ってきて、

毎回が最終回の可能

徐々に大きくなっていく中で

それでももがこうとする

中年のオッサンの見苦しさを

お楽しみくだされば幸いです。

閑話休題(それはさておき)……

通信販売といえば

紹介する商品を如何に魅力的に

映す事ができるかが

セールスマンの腕1つであって、

突き抜けますと年収1億だったり

テレビ通販で同じ顔を拝見し、

この人が現在のトップランナーかと

認識します。

そして欠かせないのが抱き合わせ。

「お買い求めの方には

もれなく此方を差し上げます!」

と紹介した商品に、

「それってし前に

主力商品だったはずでは?」と

闇の深さを垣間見られます。

紹介される商品は

季節によって切り替わりますが、

オールシーズンで登場するのが

ウォーターサーバーと

富士山の天然水。

出自が唯の水道水だとしても

この修飾語が頭についていると

妙に有難がるのも

中々に不思議な信仰です。

しかも何本から始められても

スタート価格は無料と、

最早、何を売りたいのかをも

分からなくなってきており、

どんなカラクリで売上を

捻出されるのかが気になります。

以前までは抱き合わせがなく、

正々堂々の真っ向勝負でしたが、

つい最近見かけますと、

抱き合わせの商品が付いてきました。

某社のタンブラーグラスが2本。

その企業名を聞いて更に驚きます。

設立は1世紀も前の大正時代で

昭和時代を生きてこられた方なら

長年続いた人気のクイズ番組で

スポンサーとして

紹介されていた老舗中の老舗で

魔法瓶や水筒・炊飯のシェアでは

他社の切り崩しをけたとて

未だに上位を賑わせる企業です。

水筒にせよタンブラーにせよ

魔法瓶の技を活用したもので

決して能が劣っている

商品ではないのに抱き合わせ扱い。

これはタイアップが決まった段階で

既に売買契約が結ばれており、

無料試供並みに配布する事で

新た売り込みになるとの算段で

計畫通りなのか、

はたまた抱き合わせの扱いに

忸怩たる思いを抱えているのか。

そこに興味を持っています。

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