《異世界に転生したのでとりあえずギルドで最高ランク目指します》方法、そして即行

腕に割く分を蔵に回して、臓に回す分だったのを彼に割けばなんとかなるか?

ただ腕を治さずにどうやって蔵を治すのか。

それに仮にそれが出來たとして腕を治さずに移はどうす……あ、いや。これに関しては能力を使えば出來る。

もう水儒核を取り出せるのだから水には困らない。

の下に土臺を作って、氷の蛇をかした時のように水鉄砲の要領でかせば良い。

ジャンプして飛んだ様に見えるけど、実際はの下から勢い良くを噴出してその勢いでいている様に見せる。

他にも『水流作』でニョロニョロとしたきも再現出來ていた。

なので移は問題ないだろう。

ならあとは臓か。

腕の代わりに治癒核に魔力を流す方法さえ見つかればそっちもなんとかなるんだけど。

魔力が他のにも流すことが出來て、ついでに魔力効率の良い。

そんな夢のようななかったかな……

ああ、頭も回らなくなってきた。もう時間がない。

仕方ない。臓は凍らせて數十分耐えよう。

確か臓は熱くし過ぎるとダメらしいから融かす時は気をつけないと。

ん? 融かす……熱く……

あ、カイロ! じゃない、ナルミトルの

忘れてた。都合の良いを持ってたのに忘れていた。

剣を取り出した時と同じやり方で、寶庫から水儒核を五個と余りのナルミトルのった瓶を取り出す。

そしての下に水を広げて、それを凍らせる。

濡れているのに全然分からないし、冷たい氷の上に寢てるのにその覚ももうない。

その狀態にし焦りを覚えつつ『水流作』で土臺をかす。

川の流れに乗る葉っぱの様に氷の土臺を甲冑の元まで運ぶ。

まずは俺の臓だ。治癒核は一番近い怪我を治す。

だから臓を治すのなら側にれなくてはならない。腕がかせたのなら、多傷口を開いてを治すことが出來たのだが。

普段はそれの代わりをゲートで行うのだが、今回はどこかへ行ってしまった。

『魔眼』で探そうとしているのだが、ここら一帯が霧だらけで視界が悪い。

それも多。茶緑や薄黃水、セミなどまだ他にもあるが、それらが戦闘のあった一帯に漂っている。

報が表示されない程度にしたが、リングを探すために一度さっきの狀態に戻した方が良いか。

ただあれ頭痛くなるんだよな。

あ、でも今なら痛みで覚が鈍っているから辛くないかも。なら使っても大丈夫だな。

そんな訳で『魔眼』に流す魔力を増やす。

それに伴って視界に報が表示され始める。

うん。痛くない。

つまり今の狀態は本當に深刻な訳だから、早く見つけて手當しないと危険だな。

だが『天眼』もあるからすぐに見つかるはず。

はずなんだけど……え、見當たらないんだけど。

もしかして口から出たあと、襲撃してきたやつらの能力のせいでどこかに飛んで行った?

いや、それでも霧か報で見えるはずだ。

もうし目に流す魔力を増やして報量を増やせば見つかるか?

とりあえず思いついたことは即実行しよう。時間がない。

考える時間がもったいないので、決めた通り流す魔力を増やす。

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