《ほんじつのむだぶん》23年9月2日號『行き來する思の針』

貴重なお時間を割いて、

無駄文に目を通してくださいまして、

誠にありがとうございます。

昨日は酒場詩人・吉田類さんを

話題に取り上げましたが、

チャンネルをザッピング中に

番組を見かけて指を止めました。

お酒を飲んでおつまみを楽しみ、

お店の方や偶然居合わせた方と

談笑を繰り広げるのも一緒ですが、

どうにも違和が拭えません。

そりゃそうです。

旅人が吉田類さんではありません。

「この方……どなた?」

調べてみますと、太田和彥さん。

グラフィックデザイナー兼

居酒屋探訪家として

長年に亙って活躍されていると

単なる私の認識不足の

オチが付いてきましたが、

著作権に関しては

細心の注意を払わないと

大きな痛手を被りかねないご時世で、

キャスティングが違うだけで

番組の容は丸々同じ。

暖簾(のれん)分けをしているなら

まだしも、これは先発側が後発側を

訴えれば容易に勝訴を収めそうだと

愚考もできますが、両番組とも

緩い雰囲気で長年続いているなら

見咎めるのも無粋かなと

ふっと表を緩めています。

閑話休題(それはさておき)……

一家に一臺という表現は

時代によって大きく変わっています。

昭和時代に三種の神と言われた

【白黒テレビ・冷蔵庫・洗濯機】・

そこから転じて、頭文字にCがつく

【カラーテレビ・クーラー・

自家用乗用車】の3Cへ代わり、

時代が平へときますと

【デジタルカメラ・DVDレコーダー・

薄型大型テレビ】の

デジタル機が新三種の神として

挙げられています。

そこから30年経過した令和時代に

3種類を當てはめるとするならば、

スマホ・自食洗機・

ロボット掃除機あたりが

該當するのではと愚考します。

そうやって挙げた商品群は

基本的には高嶺(高値?)の花と

憧れられて挙がるわけですが、

大量生産の恩恵をけて

値段が手頃な域にまで落ち著き、

「これなら買っても

合に響かなくていいよね」と

思う一方で、思の針が

しい】と【別にいいかな】の間を

行き來する優不斷さの影響か

常にオンラインショップの

買いかごの底にっていても

に踏み切れていないのが

SDカードリーダー。

カード自は數枚持っていますが、

そこからデータを引き出したり

移植するために必要なツールがない。

理由は単純でして、

まずはオンラインショップで

価格を調べます。そして、

「これなら110円ショップや

リサイクルショップで

更に安上がりにならない?」と

足を使って探し回りますが、

見當たらずに撤収する。

そして買いかごのヌシに向けて

「別の店であるかもしれんから

ここはキープのままで」を

何周もリピートするたらく。

そろそろ腹括って買ってしまえよと

我慢の手綱を引き絞る逸般人を

やれやれと客観視しています。

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