《ほんじつのむだぶん》23年9月5日號『買い替えならず』

貴重なお時間を割いて、

無駄文に目を通してくださいまして、

誠にありがとうございます。

全日本我慢大會は、

マラソンや長距離走のように

走る距離が決まっておらず、

全ては太平洋高気圧の気分1つで

ご機嫌ならば距離は延々とび、

競技者の私達のと心の

スタミナを容赦なく奪います。

ここ數年は今月半ばまでは

覚悟しなくてはなりませんが、

今年は今日を限りに

猛暑日予測が立てられておらず

あれ?こんなじ?と

かしを食らっています。

思い返すは2か月前。

今年の春からエルニーニョ現象が

発生していると聞きました。

通常のエルニーニョ現象は

太平洋高気圧の張り出しが弱く、

夏は気溫が低く日照時間がない

傾向があるとされていますが、

蓋を開けてみれば酷暑続きで

「噓つくんじゃないよ!」と

抗議の聲も上げたくなりましたが、

この引きのような

猛暑日の引き上げ合の影には

エルニーニョがあるのかと

邪推して膝を打ちます。

閑話休題(それはさておき)……

車でよく聞かれる言葉ですが、

自転車からのあおり運転は

いきなり何を言い出すのかと

不思議がられるでしょう。

電気自転車と普通の自転車には

それほど大きな能差があります。

登り坂での懸命の立ち漕ぎも

普通の座り漕ぎに到底敵いませんし、

後ろから気配がすると思いきや、

あっさり電気自転車に抜き去られ、

そのポテンシャルに唖然とします。

確かに初期費用の10萬円程度は

かなりの出費ですが、

同じ額で原付を購すると、

する際の手付金・

のメンテナンスや稅金・

唯でさえ高騰しているガソリン代と

後にかかる費用を鑑みれば

電気自転車は本

ヘルメットの程度で済みますから

決して惜しくはありません。

確かに今乗っている自転車は、

雨ざらしで車も錆び放題。

チェーンもすっかり腐食が進み、

漕ぐだけでも恐る恐るの狀態で

いい加減買い替えを

検討する頃合が迫っています。

靴を新調すると古い靴は

その場で処分してもらいますが、

自転車も同様に処分してもらおうと

腹を括って乗ろうとすると

のチューブが破け、

ブレーキも全く効かない。

とはいえ、サイクルショップまで

押して行くのは流石に骨が折れる。

取り敢えず乗れる狀態にしようと

修理専門のお店まで歩き、

のパンクとワイヤー換を施し

最低限走れる狀態に戻します。

では買い替えを……と

サイクルショップに向かいますが、

冷靜に考えますと直した直後に

処分するのも馬鹿馬鹿しい。

走れるんなら現狀維持でもいいと

錆び錆びのまま帰路に就き

逸般人の悪癖、決斷の先延ばしが

ここでも牙を剝いてきます。

    人が読んでいる<ほんじつのむだぶん>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください