《ほんじつのむだぶん》23年9月7日號『時限弾、発(大袈裟』
貴重なお時間を割いて、
無駄文に目を通してくださいまして、
誠にありがとうございます。
値上げ・値上げ・値上げと
常日頃から財政を強いられても、
渡っていくのがこのご時世です。
久し振りの同窓會に
ハイブランドを著飾って
會場に姿を見せますと、
「この人素敵」と羨の的となって
一時の優越に浸れますが、
羨の副産は嫉妬。
正のよりも負のの方が
大きなエネルギーを生み出します。
それが良い方向に向けられれば
理想的ですが、
そうは問屋が卸さない。
負のエネルギーに飲み込まれた
同級生殺される事件が起こります。
ミステリードラマですから
當然、容疑者は逮捕されますが、
最終盤の種明かしで
現実の蓋が開きます。
そこには慎ましい以上の生活を送り、
に著けていた裝や寶飾品は
全て1日レンタルで済ませていた
事実を知た容疑者が
慟哭(どうこく)して頽(くずお)れる。
ちょっと背びをしたかった
見栄が悲劇を生んだ結末に暫く
後味の悪さを引き摺りました。
市井の人が質素な生活を送る上で
欠かせないのがクーポンやポイ活。
皆さんも1つはその類を
お持ちの事と思いますが、
その全てを活かしきれていますか?
僅かな額の割引程度なら
仕方ないと諦めもつきますが、
これが1000円単位を超えますと
口惜しさの芽がびてきます。
眼鏡の減価償卻は4年。
視力の低下やこれから
間違いなくやってくる老眼に抗うに
今使っている眼鏡は心許ない。
フレームも所々で剝げており、
限界の近さが窺えます。
それを見越してか、
購した眼鏡店から新規購すると
下取りまで一括でやってくれると
まさに渡りに船のハガキが屆きます。
10%割引ですから商品によっては
1000円以上は差し引かれます。
とはいえ、近場の眼鏡店で
計畫的に購したものではなく、
臨時収を活かして
偶然立ち寄ったお店で購したので
結構な距離があり、
普段の買い出しのルートからも
外れており中々足が向きませんし
こういったキャンペーンは
結構な期間を設けているだろう。
逸般人特有の詰めの甘さに
甘んじるうちに月日が進んだ9月、
やっと時間ができたと
ハガキに目を落としますと
【2023年8月31日まで】との通達。
確かに期限を區切るとするなら、
夏休みの期間というのも當然で、
り輝いていたクーポン券は
既にただの紙切れへと
姿を変えていました。
たらればを綴ったとて詮のない話。
時限弾を掘り起こし、
まごついているうち発。
後悔の渦が心中を満たす。
好機を摑むのが下手な逸般人の
よろしくないルーティーンに
苦笑いを浮かべるしかできません。
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