《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第538話 上がった堅牢の恩恵
ふっふっふ! 半ば勢いで発した縄張りだけど、今はこれで全力で戦うまで!
「とりあえず、松の木は放置で、麻痺して落ちてるバッタとネズミを仕留めていきます! 『振り回し』! 『雙爪撃』!」
戦になったからには、倒せるだけ倒していくのですよ! まずは近場に転がってる、攻撃してきて麻痺してる2から! バッタを右前腳で叩き潰して、その後にネズミに両方の爪を振り下ろしていくのさー!
サツキ : どんどんやっちゃえ、サクラちゃん!
水無月 : 思いっきりやっちゃえー!
「はい! そのつもりでいきますよー! 『連爪』!」
バッタは小さくて攻撃が當てにくいから、先にまだ當てやすいネズミに追撃だー! うりゃりゃりゃりゃー! 他に近付いてきてるイノシシとかシカとかウサギとかは、とりあえず無視で!
「わっ!? なんか々と飛んできてますね!?」
見えてない方向から小石か木の実か何かが飛んできまくって、當たりまくってるよー!? むぅ……縄張りを展開した範囲の敵の全てと戦狀態になってるんだから、こうもなるよねー!
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「でも、意外とダメージはけてないですね? わっ! わわっ!? 今度は松の木のでの攻撃ですか!?」
見切りに反応が出て、地面が赤くなったから飛び退く! あ、でもこのくらいの威力なら無理に避けなくても大丈夫な範囲かも? むぅ……つい、見切りに反応があると避けちゃうよ!?
金金金 : おー、上がった堅牢の効果が目に見えて出てるもんだな。
富岳 : そうでなくては、上げた意味がないからな。とはいえ、數の暴力は兇悪だから要注意だぞ。
真実とは何か : それが真実である!
「確かにそれはそうですね! この松の木、麻痺は効いてないみたいですけど、毒は効いているので回避しながらやっていきましょう! わっ! わわっ!」
ふふーん! 植相手にも麻痺はるけど、今は避けて毒で自滅を狙った方がいいよね! だけしか見えてない松の木の本を探しに行ける狀態じゃないし、他の敵を優先で!
「それにしても! わっ!? 數が!? わわっ!? 多いですね!? 『放電』をしながらえいや!」
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での攻撃を回避しながら、放電を纏いつつの通常攻撃でバッタに追撃! ふふーん、この手段は昨日覚えたやつ! 通常攻撃と放電の二段構えの攻撃だからダメージはいいね!
イガイガ : おー、通常攻撃と『放電』のコンボを使ってますなー!
G : 雷纏いの使用中ってのが勿無い部分だが、まぁ威力は強力か。
こんにゃく : 著実に松の木も弱ってるし、を回避してる事で遠距離攻撃も外れやすくなってるな。
サツキ : サクラちゃん、ナイス立ち回り!
「ふっふっふ、いいじでけてますね! まぁどんどん敵が集まってきてるので、いつまで続くか分かりませんけど! ともかく、バッタはこれで仕留めます! 『當たり』!」
<を撃破しました>
<進化ポイントを2獲得しました>
<サクラ【巧妙なライオン【雷】】が:Lv33に上がりました>
<基礎ステータスが上昇します>
<進化ポイントを4獲得しました>
やった! トドメと言って、トドメにならない事も多い気がするけど、今回はちゃんとトドメになったよ! それにLvも上がって――
「って、なんか赤い丸が大量に出てきました!?」
待って、待って、待って!? 見切りに反応が出たのは分かるんだけど、何で同時にいくつもの赤い丸が表示されたの!? これ、どういう攻撃!?
えっと、えっと!? ともかく避け……られるスペースがどんどんなくなってきてませんかねー!? わー!? 周囲が敵だらけだー!
「急回避です! えいや!」
思いっきり橫に跳んで、迫ってきてるイノシシの上に乗って……わわっ!? あ、麻痺してすぐに倒れてるー!? よく考えたら、今れたらそういう風になるよね!?
水無月 : 凄い避け方をするね!?
咲夜 : それはそうだけど、敵が思いっきりバランスを崩してるよなー。
いなり壽司 : まぁ雷纏いを使ってるんだから、當然の結果ではあるけども……。
「わわっ!? ぐふっ!」
ぎゃー!? 跳び乗ったイノシシが麻痺して倒れちゃって、勢を崩して頭から地面に突っ込んじゃった!? あ、でも、目の前に麻痺したネズミに當たりそうな――
<を撃破しました>
<進化ポイントを2獲得しました>
うん、見事に頭でネズミを潰して倒しちゃった! まぁそういう事もあるよね!
「なんか事故だった気もしますけど、撃破出來たのでよしと――ぐふっ!」
ぎゃー!? 今度は何!? 起き上がろうとしたら、思いっきり頭に衝撃がきて、朦朧になったんだけどー!?
神楽 : えっと、何が起きたの?
咲夜 : なんかいきなり生命かなり削られて、朦朧になってるぞ!?
ミナト : 今のは多分、ライオンを狙ってたアルマジロの『瞬突撃』じゃないかなー? その前に出てた『見切り』への多數の反応は、ハリネズミの『棘』だろうしさ。
神奈月 : あー、溜めが終わったのが、サクラちゃんへ襲いかかってきた訳か!
チャガ : 狙ってた対象がいなくなった上に、新たに挑発してきた敵がいればそうもなるだろ。
こんにゃく : そりゃそうだ。
真実とは何か : それが真実なのである!
「あ、よく考えたらそうなりますよねー!? でも、まだ倒し足りないので、早く朦朧が回復して……って、んな敵が突っ込んでき過ぎなんですけど!?」
ぎゃー!? きが取れない狀態なのに、あちこちから小石や木の実が飛んでくるよー!? 蹴飛ばしてくるウサギもいるし、角を構えて突っ込んできたシカもいるし、松の木が思いっきり突き刺してきたー!?
見えてないけど、後ろ腳に何か噛みついてませんかねー!? あと、そうやって攻撃してきた敵が次々と周囲に麻痺して転がっていってるんだけど!?
こんにゃく : なんか凄い景になってきた?
ヤツメウナギ : 襲いかかる多數の敵。そしてれた瞬間に、麻痺してけなくなっていく。それらが盾となり、遠距離攻撃を遮っていく。
咲夜 : 堅牢が大幅に上がった分、攻撃をけても結構耐えてるな!?
富岳 : それでもこれだけの攻撃をければ、殘り生命は3割を切ったか。
「耐えてますけど、この數は無茶じゃないですかねー!? あ、朦朧が回復しました! しでも回復したいので、これで! 『強牙』!」
攻撃しやすい位置にいた跳び乗ったイノシシに噛みついて、その狀態で強引に起き上がるのです! ふふーん! 縄張りで々と強化されてるから、強引にでも立ち上がれた!
「々と邪魔なんですよー! これで、どうだー!」
イノシシを咥えたまま、強引にその場でグルッと回ってみる! あ、やってみれば意外と出來た! 噛みついてるイノシシのHPもガッツリと減ったし、イノシシが當たった敵もそれなりにダメージがってる気がする!
金金金 : 隨分と無茶な事をするな!?
富岳 : いや、これくらいの蕓當は出來るのがライオンだぞ。縄張りで強化中なら特にな。
ミナト : 大型の種族なら、意外とこういう手段って有効なんだよねー。戦では特に!
ミツルギ : ゾウの鼻で巻きつけてとか、ワニで咥えてとかってのはよくあるパターンだな。ライオンは……まぁあんまりやる手段でもないけど。
咲夜 : 普通は自前の爪や牙が武だしな!?
「おぉ、これはありな手段なんですね! ちょっとイノシシだと大き過ぎる気がするので、もうし振り回しやすい敵がいいですけど……」
うーん、振り回すならタヌキとか……あ、ヘビとか良さそうな気がする! 探せばヘビもいそうな気がするよねー! 樫の木で殘ってる木のを振り回すっていうのも――
「わっ!? わわっ!? あ、この狀態って視界が悪いです!?」
ぎゃー!? また遠距離攻撃が次々と當たり始めたけど、イノシシに噛みついたままで周囲の狀況が分かりにくいよ!? それに、瞬間的に持ち上げて振り回すのは出來るみたいだけど、ずっとそれを維持するのは難しいっぽい!?
うがー! ともかくこのイノシシを離さないと、どうにもならないよー!? 早く噛みつきの効果、切れてくれませんかねー!? 堅牢が上がったおかげで、まだ戦えそうだから! うぅ……思いつきでやったけど、イノシシを振り回すのは失敗だったー!
「ふっふっふ! 明確に耐久が上がってますね!」
「まぁそういうステータスだしね?」
「このまま、更に堅牢を上げちゃいましょうかねー?」
「それはサクラのご自由に」
「作者さん、そこはツッコんで下さいよ! サイコロタイムの件!」
「……えぇ、面倒な……」
「心底、面倒そうな反応をしないでもらっていいですかねー!?」
「いや、だってサクラは自由にいて、言うことは聞かないじゃん」
「まぁそれはそうですけども!」
「そこで斷言し切っちゃうからなー」
「それが私ですからね!」
「だから、ツッコむだけ無駄かなーと?」
「そこで諦めないで下さい、作者さん!」
「相変わらず、無茶苦茶な事を言うね、この暴走主人公は……。さて、次回は『第539話 戦の結果』です。お楽しみに!」
「まぁ今回は死は避けられないですね!」
「あ、そこはけれてるんだ?」
「流石に縄張りを使った時はそうなりますよー!」
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