《【書籍化】俺は冒険者ギルドの悪徳ギルドマスター~無駄な人材を適材適所に追放してるだけなのに、なぜかめちゃくちゃ謝されている件「なに?今更ギルドに戻ってきたいだと?まだ早い、君はそこで頑張れるはずだ」》番外編 靜かに過ごしたい

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新作の短編投稿しました!

タイトルは、

『勇者パーティを追放されたおっさん、引退して辺境スローライフを送る(※つもりがなぜか最強に)~実は勇者にレベルと経験値を奪われてただけだった。呪いが解けて弱化したようだが、俺にはもう関係ない』

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俺とフレデリカは獣人國に旅行に來ている。

元ギルメンのスターライトがとてもいいホテルを用意してくれた。

「マスターすごいです! このお部屋……サウナがついてます! それに天風呂が風呂です! 意味がわかりませんよ!」

俺がベッドで大の字になっていると、部屋の中を見て回っていたいフレデリカが帰ってきた。

相変わらずうるさい犬だ。

「マスターまずは風呂にりましょう! 風呂だから男わかれてないです……きゃっ♡ マスターとのおつきあい~♡ なーんてフレデリカはわかっておりますよ、ひとりで靜かに風呂にりたいのですよね!」

「そうだな」

「ほら! ふふふ、わたくしは有能なメイドゆえに、わかっているのです。さ、どうぞ一番風呂はマスターに譲ります」

「そうか」

俺は立ち上がって、フレデリカの肩をぽんと叩く。

「風呂るぞ、供にな」

「はい! ……はい? はひぃいいいいいいいいいいいいいいいい!?」

やかましい奴め。

「ままま、マスター!? 今なんと!?」

「うるさいだ」

「その前!」

「一緒に風呂にるぞ」

ぽかーん……とするフレデリカ。

この、側にいるとやかましいことこの上ないが、表がコロコロ変わるため、見ててあきはしない。

「な、なにゆえ……?」

労旅行だろうがこれは」

今までこいつには々迷かけてきたからな。

旅行もまともにできていなかったし。

できる限り、こいつの要はかなえてやりたいのだ。

「なんだ? らないのか……?」

ぷるぷるとフレデリカがを震わせたあと……。

「はいりゅううううううううううううううううううううううううう♡」

尾をぶんぶんとちぎれんばかりに振りましたあと、俺に抱きついて、キスをしまくる。

「ますたー♡ えええへ~♡ わたくしにラブなのですか~♡ 言うまでもありませんねー! ラブなのですよねー!!!!!!!!!」

……はあ、やかましいだ。まったく。

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