《Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~》第543話 次の敵
ふふーん! 新しいスキルの解放も出來たし、今度は出を狙いやすくなる『鋭利化』の解放を目指していこー!
「それじゃ出発です! 目指せ、北の端ですね!」
そこまで行けば、河川域の下流に出るって事だもんね! 數日がかりだったけど、ようやくそこまで辿り著けそう!
サツキ : サクラちゃん、移再開だー!
水無月 : 再開だー!
ミツルギ : 移はいいんだが、見えてる堅牢系統のゾウやキリンは倒さなくてもいいのか? どっちもLv35だから、Lv的には経験値は味いぞ。
イガイガ : どっちも堅牢系統だから、1ずつ倒せばいけるんじゃね?
ミナト : 戦うかどうか、しっかりと『弱點分析』で確認して決めたらいいと思うよー!
「あ、確かにそれもそうですね! じっくりとは見てなかったので、それを確認してから考えましょうか!」
進化ポイントは必要だし、Lv上げをする為にも戦わなきゃね! し進んじゃったから、止まって振り向くのです! 振り向いた先にキリンとゾウがいるけど、この2の位置は結構近いね? まぁまずは左側にいるキリンから確認だー!
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「えっと、弱點は……キリンが『俊敏』と『用』と『知恵』の3つですか。まぁ耐久もパワーもありそうですし、順當なじですね!」
うーん、俊敏が弱點なら移速度は遅いのかな? 屈強はステータス基準でもスキル基準でも弱點に出てないし、當たると痛そう! あ、でも今の私ならその辺は大丈夫なのかも?
ヤツメウナギ : キリンの方は、順當にパワー系か。遠距離攻撃は持ってなさそうだし、変に近付かず放電で削っていくのがいいんじゃね?
富岳 : サクラちゃんの場合、それはありだな。距離を保ちつつ、最大まで凝した『獅哮衝波』をぶっ放すのもありだろう。
咲夜 : それ、『守護増強』を取った意味がなくね!?
ミナト : あはは、用系統で進化してたら距離を取るのが基本的なき方だからねー。
G : 遠距離メインで、近接に突っ込む方がなぁ……。
咲夜 : そりゃそうだけどさ!?
「言われてみれば、それはそうですね!? まぁどっちでも戦えてるから、そこは問題ないです!」
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うん、遠距離で攻撃する時にはちゃんとやってるし、そもそもライオンで使える遠距離攻撃がなめだから、そこは仕方ないのですよ! 放電だけで終わらせるのも面白くないしね!
「えっと、ゾウの方は弱點はどうですかねー? ふむふむ、弱點は『屈強』と『俊敏』……ちょっと待ってください。普通に遠距離攻撃を持ってませんか、このゾウ!?」
待って、待って、待って!? 近接攻撃はそれほど脅威じゃなさそうだけど、知恵も高いし、用も高いって変なゾウだよ!?
いなり壽司 : あぁ、ゾウは『投擲』系統のスキルがスキルツリーの中のあるからな。鼻で摑んで、々と投げ飛ばしてくる。
神奈月 : あれだよなー。大型種族では希な『投擲』持ちがゾウ。
ミナト : ゾウの投擲は々と獨特だからねー。他の種族では簡単に持ち上げられないようなものでも、鼻で摑んで容易く投げてくるから。
こんにゃく : その辺にある巖とか、生えてる木とかを引き抜いて投げてくるからなー。
「そうなんです!? このゾウ、知恵も高いみたいなんで、戦うのはやめておきましょうかねー?」
生命はスキル基準では弱點になってるけど、ステータス基準では弱點になってないもん! 堅牢系統で進化してるんだから、間違いなく堅牢は一番高いはずだし……なんか嫌な予!
ミツルギ : その辺の判斷は、サクラちゃんの自由にだなー。
咲夜 : 下手に口出ししたら、またフラグ扱いにされそうだから、何も言わん!
イガイガ : それ、わざわざ宣言する必要ってある?
真実とは何か : 無用というのが、真実なのである!
咲夜 : 言っても言わなくても、何か言われるのかよ!?
こんにゃく : もうそういう役割になっちゃってるしなー。
チャガ : それは確かに。
咲夜 : この場合の役割って何!?
G : え、弄られ役?
咲夜 : そんな役割、いらないんだけど!?
「あはは、まぁ普段の行いですかねー? あ、ちょっと疑問なんですど、キリンだとどんな遠距離攻撃を持ってたりするんです? これ、質問で!」
ふと思った疑問! ゾウが遠距離攻撃を仕掛けてくるのは驚いたけど、キリンだとちょっと想像がつかないんだよね?
サツキ : ネタバレありの質問だー! ふっふっふ、それは! ……どんなのだっけ?
いなり壽司 : 真っ先に答えようとして、知らないのかよ……。
こんにゃく : キリンは……マジでなんだっけ?
富岳 : キリンの遠距離攻撃は地味だからな。まぁ形としてはライオンでの『投擲』に近くて、一番低い段階のやつで『蹴飛ばし』ってスキルになる。
ミツルギ : 大きめな石や土を思いっきり蹴って、それを飛ばしてくる攻撃だぞ。まぁ正直、周囲の地面を抉ってボコボコになるから、プレイする時には使いにくいタイプのスキルだな。
「あ、そんなじの攻撃になるんですね! 確かに周囲の地面がそうなると、使いにくそうですね!?」
キリンのあの巨でどんな遠距離攻撃をするのかと思ったら、まさかの地面を蹴飛ばして、土や石を飛ばしてくるとは思わなかった! こうして聞いてみると、種族によって遠距離攻撃は多彩だねー!
「さてと、ゾウは厄介そうなんでスルーしますけど、キリンの方は倒せそうな気がするので、倒していきましょう! ……今こそ『鋭利化』で出を狙いたいとこですけど!」
折角、弱點に『知恵』があるんだし、継続ダメージで削りたかったなー。まぁそれは今言っても仕方ないし、近接攻撃は強そうだから、下手に近付くのはなしで!
「それじゃこれでいきます! 『獅子咆哮』!」
ふっふっふ、初手が私にあるのなら、ここは溜めての攻撃が最適だよね! けない溜めを使うのが一番なのさー! 獅哮衝波は2撃目に溫存しとこー!
サツキ : 遠距離からの溜め攻撃だー!
いなり壽司 : ゾウとキリンの位置は割と近いけど……最大まで凝すれば大丈夫か? 結構、ゾウまでの距離はあるよな?
イガイガ : あ、確かに。これ、ちょっと微妙な距離か!?
「……え? あー!? これ、ゾウに當たるかもしれないんです!?」
ぎゃー!? 待って、待って、待って!? 攻撃範囲が橫にも広いから、そのままじゃゾウまで範囲にってるよね!? ゾウはスルーする気でいたのに、これじゃ戦闘になっちゃう!?
富岳 : 最大まで凝すれば、なんとか攻撃範囲からは外せるか? いや、初めにし離れ過ぎたかもしれん……。
ミナト : んー、最大まで凝したら外せるだろうけど、位置的に屆かなくなりそう? 屆くくらいの凝率にしつつ、ゾウに當てないなら左の方に攻撃をズラす事にはなるけど……そうなると、キリンの左方面にある背の高い草むらを巻き込みそうかな?
水無月 : あ、草むらの中に『索敵』で何か反応が出てる! それも2だよ!
「あ、本當です!? なんか変な狀態になってませんかねー!?」
うがー! キリンだけを攻撃するつもりだったのに、攻撃範囲を間違えちゃったー!? うぅ……もっと近付いてから発するべきだったのかも……。
ううん、もしかしたら普通にキリンだけに當たる凝率があるかも! それに賭けて凝率を調整してみよー! どこかに丁度いい凝率があって下さい!
金金金 : 凝率を変えてはいるが、キリンだけに當たる部分はないな?
こんにゃく : キリンに當たる凝率なら、ゾウか、草むらの中の未知の敵に當たるなー。
ヤツメウナギ : それ以上に凝すれば、今度はキリンにすら屆かなくなるか……。
「これって、無駄撃ちか、他の敵も同時に相手にするかの2択ですね!?」
うがー! 完全に溜めを始める位置を間違えたー!? うぅ……これ、どうしよう!?
金金金 : 悩み始める狐っ娘アバター。まぁこの狀況は確かに悩む。
サツキ : ミナトさん! 草むらの中にいる敵の詳細は分からない?
ミナト : んー、『索敵』でのきと草むらの揺れを見るじでは……そこそこ葉っぱがいてるし、1はサイズ的にはウサギくらいの小かなー? もう2はく気配がないから、植系か昆蟲系?
咲夜 : 相変わらずのとんでもない観察眼!?
水無月 : そこまで分かるんだ!?
「小と植系か昆蟲系ですか……。ミナトさん、ありがとうございます!」
そこそこ凝は出來るし、その分は威力も上がるよね? その2を巻き込んで、一気に仕留める事も出來るはず! 堅牢系統じゃなければ、今まで姿を見る事なく仕留めた事はあるもんね! それに賭けてみよっかな!
「何気に投擲するゾウが凄いですね!?」
「まぁあの鼻は、他にはない獨特なものだしね。それを活用したじのスキル構にはなってるよ」
「おぉ、そうなんですか! って、それ……地味にネタバレじゃないです?」
「まぁ厳にはそうなるけど……これすら無理なら、そもそも説明は不可能になるけど?」
「……確かにそれはそうですね。むぅ、ネタバレの加減は難しいです!」
「その辺は、本當に難しいとこだね。まぁ確実にアウトってのもチラホラあるけどさ」
「それもありますよねー! そういえば作者さんって、ネタバレは大丈夫な方です?」
「基本的には問題ないよ。結果だけ分かっても、そこに至るまでの過程は楽しめるしね」
「……そういうもんですかねー?」
「まぁただ単なる慣れともいう……」
「作者さんの周囲にネタバレしまくる人がいるんです!?」
「そうそう、そういうじ。もう慣れた……というか、諦めたけど。さて、次回は『第544話 狙う相手を決めて』です。お楽しみにー!」
「……そういう慣れ方、嫌ですねー」
6/15発売【書籍化】番外編2本完結「わたしと隣の和菓子さま」(舊「和菓子さま 剣士さま」)
「わたしと隣の和菓子さま」は、アルファポリスさま主催、第三回青春小説大賞の読者賞受賞作品「和菓子さま 剣士さま」を改題した作品です。 2022年6月15日(偶然にも6/16の「和菓子の日」の前日)に、KADOKAWA富士見L文庫さまより刊行されました。書籍版は、戀愛風味を足して大幅に加筆修正を行いました。 書籍発行記念で番外編を2本掲載します。 1本目「青い柿、青い心」(3話完結) 2本目「嵐を呼ぶ水無月」(全7話完結) ♢♢♢ 高三でようやく青春することができた慶子さんと和菓子屋の若旦那(?)との未知との遭遇な物語。 物語は三月から始まり、ひと月ごとの読み切りで進んで行きます。 和菓子に魅せられた女の子の目を通して、季節の和菓子(上生菓子)も出てきます。 また、剣道部での様子や、そこでの仲間とのあれこれも展開していきます。 番外編の主人公は、慶子とその周りの人たちです。 ※2021年4月 「前に進む、鈴木學君の三月」(鈴木學) ※2021年5月 「ハザクラ、ハザクラ、桜餅」(柏木伸二郎 慶子父) ※2021年5月 「餡子嫌いの若鮎」(田中那美 學の実母) ※2021年6月 「青い柿 青い心」(呉田充 學と因縁のある剣道部の先輩) ※2021年6月「嵐を呼ぶ水無月」(慶子の大學生編& 學のミニミニ京都レポート)
8 193お悩み相談部!
たまに來る相談者の悩み相談に乗り、その解決や手助けをするのが主な活動のお悩み相談部。そこに在籍している俺、|在原《ありはら》は今日も部室の連中と何気ないことを話し合ったり、一緒に紅茶を飲んだりしながら、なに変わらぬ代わり映えのない日常を過ごすはずだった……。 だが、生徒會から舞い込んだ一つの相談がそんな俺の日常を小説のような青春ラブコメへと変貌させる。 ●キャラクター紹介 |在原《ありはら》、今作の主人公。言葉は少しばかり強めだが、仲間思いのいい奴。でも、本人はそれを認めようとはしない。 |晝間夜《ひかんや》、在原の後輩でことあるごとに在原をこき使おうとする。でも、そんな意地悪な表裏にあるのは密かな戀心? 本人はまだ、それに気付いていない。 本編では語られていないが、在原にお弁當のおかずをご馳走したこともある。 |緋野靜流《ひのしずる》、在原の同級生。面倒見がよくいつも部室では紅茶を注いでいる。みんなからは密かに紅茶係に任命されている。 家はお金持ちだとか……。 |姫熊夢和《ひめぐまゆあ》、三年生。いつも優しそうにしているが、怒るとじつは怖い。 學內では高嶺の花らしく彼氏はいないらしい。みんなから愛されている分愛されるより愛したいタイプ。 じつはちょっと胸がコンプレックス。 |海道義明《かいどうよしあき》、在原の中學からの幼馴染。この中では唯一の彼女持ちだが、その彼女からは殘念イケメンと稱されている。仲間とつるむことを何よりの楽しみとしている。どちらかもいうとM。 |雙葉若菜《ふたばわかな》、海道と同じく在原とは幼馴染。在原のことを母親のように心配している。本人は身長なことを気にしているが、胸はどうでもいいらしい。じつは彼氏がいるとかいないとか……。
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