《僕の妹は〇〇ですが何か問題ありますか?》ブラッドキラー
ここはどこだ? どこを見ても赤しかないぞ。
「なあ、アリシア。ここって……」
アリシア・ブラッドドレインは震えながら笑っている。なるほど、恐怖と歓喜が混在しているのか。
「喜べ、雅人《まさと》。我らは選ばれた」
「選ばれた?」
「ああ、そうだ! お前と我は我らブラッドドレイン家だけでなく全ての吸鬼の憧れにして恐怖の対象『はじまりの吸鬼』の遊戯に招待されたのだ!!」
「お、おう、そうか。で? 僕たちはこれから何をするんだ?」
「それはだな……」
「いでよ! 闘技場! 集え! 選手たち! さぁ! いよいよ湧き躍るバトルロイヤルが始まるぞー! みんなー! 準備はいいかー?」
『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』
「うわあ……観客全員吸鬼だ」
「雅人《まさと》よ、すまないがお前の護衛はもうできない」
「え? なんでだ?」
「あのお方のになりたいからだ」
「そうか。じゃあ、今回は敵同士ってことか」
「まあ、そうなるな」
「そうか。じゃあ、真っ先にお前を狙ってもいいか?」
「待て。たった今狀況が変わった。我と共にやつを倒そう」
「やつ?」
アリシアの視線の先にやつはいた。
「あいつだ。あれが伝説のヴァンパイアハンター、ブラッドキラーだ」
「ブラッド……キラー……」
全を赤い重鎧で覆っている戦士は巨大な戦斧を持っている。
「……なあ、彼がヴァンパイアハンターになった時期は分かるか?」
「『はじまりの吸鬼』が生まれた時からだ」
「そうか。かなり前だな。でも、彼の見た目はまだ十代前半だぞ?」
「それはな、彼が『はじまりの吸鬼』のおもちゃだからだ」
「そうか……。不老不死の人形なのか」
あっ、こっち見た。うわっ、こっちに來る。
「な、なんだよ」
「……あなたは私が守る」
彼がそう言うと鎧の部が開いた。すると中から金屬製のアームが何本か出てきた。あっ、これ、ロボだったのか。アームは僕を抱き上げると鎧の中まで運んでくれた。なるほど、ここが一番安全だから僕をここまで運んだのか。でも、どうしてここまでしてくれるんだろう。
【WEB版】劣等賢者のケモノ魔法革命〜「獣人は魔法が使えない劣等種だ」と宮廷魔術師から追放されたけど、弟子とFランク冒険者を満喫してたら、いつの間にか最強の魔法學院ができていた〜:書籍化+コミカライズ
第一部完結。 書籍化&コミカライズ決定しました。 「アンジェリカさん、あなたはクビです!」 ここは獣人は魔法を使えないことから、劣等種と呼ばれている世界。 主人公アンジェリカは鍛錬の結果、貓人でありながら強力な魔法を使う賢者である。 一部の人間たちは畏怖と侮蔑の両方を込めて、彼女を【劣等賢者】と呼ぶのだった。 彼女はとある國の宮廷魔術師として迎えられるも、頑張りが正當に認められず解雇される。 しかし、彼女はめげなかった。 無職になった彼女はあることを誓う。 もう一度、Fランク冒険者からやり直すのだ!と。 彼女は魔法學院を追いだされた劣等生の弟子とともにスローな冒険を始める。 しかも、どういうわけか、ことごとく無自覚に巨悪をくじいてしまう。 これはブラック職場から解放された主人公がFランク冒険者として再起し、獣人のための魔法學院を生み出し、奇跡(悪夢?)の魔法革命を起こす物語。 とにかくカワイイ女の子+どうぶつ萬歳の內容です。 基本的に女の子同士がわちゃわちゃして、ドタバタして、なんだかんだで解決します。 登場する獣人のイメージは普通の人間にケモミミと尻尾がついた感じであります。 ところどころ、貓や犬やウサギや動物全般に対する獨斷と偏見がうかがえますので、ご注意を。 女性主人公、戀愛要素なしの、軽い気持ちで読める內容になっています。 拙著「灼熱の魔女様の楽しい溫泉領地経営」と同じように、ギャグベースのお話です。 評価・ブックマーク、ありがとうございます! 誤字脫字報告、感謝しております! ご感想は本當に勵みにしております。
8 57日々
「僕は極力無駄な力は使わない」 何事にも無気力なトモキ。彼は今年から高校一年生になる。しかし、彼は高校生活など特別だとか楽しいとかは考えない。ただ靜かに生きたいと願うトモキだったが。 ______________________________________________ ⚠️ここからは作者あいさつです。 どうも、皆さんはじめまして?らーあわと申します。この作品は初めて書いたものなので、暖かい目で見ていただけると幸いです。 読みやすいように難しい単語を使うのは避けています。これは私が初めて書いたものでして、他のところに保存してあったのですがなんだかんだ、何ヶ月か前にノベルバにあげさせてもらったんですけど、2話くらいで終わらせてしまったので再投稿ですね! 専門用語などたまに出てきますが、できるだけ解説します。 少しでも楽しんでいただけたら幸いです。 完結します!
8 128T.T.S.
2166年。世界初のタイムマシン《TLJ-4300SH》の開発された。 だが、テロ組織“薔薇乃棘(エスピナス・デ・ロサス)”がこれを悪用し、対抗するICPOは“Time Trouble Shooters(通稱T.T.S.)”の立ち上げを宣言した。 T.T.S.內のチーム“ストレートフラッシュ”のNo.2い(かなはじめ)源とNo.3正岡絵美は、薔薇乃棘(エスピナス・デ・ロサス)の手引きで時間跳躍した違法時間跳躍者(クロックスミス)確保の為に時空を超えて奔走する。
8 168魔力、愛、君、私
姉を探すリルと戦士のハルマ、 お互い同じ國の出身でありながらリルには小さな身體で殘酷な過去を抱えていた。 メーカーお借りしました() https://picrew.me/share?cd=cljo5XdtOm 亀さんペースですごめんなさい
8 119異世界に転生したので楽しく過ごすようです
俺は死んだらしい。女神にそう告げられた。しかしその死は神の手違いによるものだと言われ、さらに生き返らせてあげるとも言われた。 俺は、元いた世界ではなく、楽しく生きたい為だけに剣と魔法の世界を望む。すると何を思ったのか女神は、面倒なスキルと稱號を俺に渡して、転生させた。 あの女神は絶対に許さん!いつか毆ってやる! 俺はそう心に誓い、旅を始める。 これは、剣も魔法も有る世界に転生した男の苦労と苦悩と沢山楽しむ話である。 ※主人公の名前は出てきません。お話の最後あたりに出る予定です。 小説家になろう様でも投稿をしています。そちらもよろしくお願いします。 ※追記 第186話にて主人公の名前を出しました。
8 101全てを創造した主の後継者と神の器の異世界ライフ‼︎ 〜可能性しか貰ってませんが⁉︎〜
ある日、その教室內にいた者達は一人殘らず異世界に召喚された。 異世界へ召喚された主人公はクラスのみんなが勇者スキルと魔法の屬性適性を授かるなか、魔法の屬性適性…無。勇者スキルも、神の加護もない。 だが主人公には人に言えない秘密があった。その力で異世界を楽しく過ごすことを決意する。 初投稿作品なので、非常に読みにくいとは思いますが、よろしくお願いします!
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