【☆★おしらせ★☆】

あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。

最後まで読んでくださると嬉しいです。

我が一番弟子にて最オブザイヤーを獲得しているガイアスと、突如妹を名乗る霊との決闘が発生。

俺は後方腕組カレシ面で、二人の戦いを友達と見守っている次第。

「あにうえー、あの霊、けっこーやるです？」

「まあ、そこそこまあまあやるな」

ミカエルの問いかけにうなずく俺。

エリーゼはわかってないらしく、こてんと首をかしげる。

「どういうこと？」

「自然霊は、霊の中でも霊格が高いんだよ」

「自然霊？　霊格」

俺はみんなに説明する。

「霊はこの世界のすべてに宿るんだ。すべてとは、全部。、人間、その他もろもろ。その中でも、地水火風など、自然界に存在するものに含まれる霊を、自然霊っていうんだ」

「あの霊は、植の自然霊ってことなん？」

「ああ。それもかなり高位の霊だ」

霊にも格……ランクが存在する。

ランクが高くなればなるほど、強い力を発揮できるようになる。

「あの娘はを持っていた。しかも自我まで芽生えてる。ってなると、相當な位の霊だろうなぁ」

「ユリウスさん、本當にお知り合いではないのですか？　あのお方はとても怒っていらした。尋常じゃあない怒りです。多分ですが、彼はとてもあなた様のことをお慕いなさっていたのではないでしょうか？」

と、我が嫁ダンタリオンがそう言うんだが……。

植の大霊……？　しかも俺のことを慕う、うーん……。

「覚え……ないなあ。多分前世の関係だとは思うけど……」

どがん！　という音とともに、ガイアスが俺のそばまで吹き飛ばされてくる。

彼は霊裝をにまとっていた。肩で息をしてる。かなり消耗してるようだ。

「あらま、ガイアス。苦戦してるのかー？」

「はあ……はあ……ふがいない姿を見せてごめんよ、兄さん」

「かまわんかまわん、そっか。おまえに霊との戦い方、見せてなかったなぁ」

そういや魔族や神といった連中との戦い方は教えてたけど、霊はまだだったわ。

「あいつら……強い。それにタフだ」

「お、そうなんだよなぁ。大霊くらすだと、この星と接続してるケースが多くてさ。いくら攻撃しても瞬時に回復してくるから、厄介なんだよなぁ」

俺の前に、霊がやってくる。

「もう終わりですか？」

「いや、バトンタッチだ」

ガイアスに代わって、俺が前に出る。

「ちょいと弟が強くなるための、教材となってくんない？」

びきっ、と霊子ちゃんの額に管が浮かぶ。ありゃ、また怒らせてしまったようだ。

「……いいでしょう。お兄様。きっとこぶしをじれば、私がだれか思い出してくれるはず」

あ、確かに～。そうかもな。割と戦い方って人それぞれだしな。

「んじゃ、いっちょ相手してやるから、かかってこいよ」

【★☆★読者の皆様へ　大切なお知らせです★☆★】

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