《転生して進化したら最強になって無雙します》467話 帝王様と謁見
自由時間が終わり、帝王様との謁見のために集められた
{ハンクは無事に到著しました}
システィーナ「この後呼ばれたらすぐに帝王様との謁見よ、謁見の間に著いたら絶対失禮のないようにね」
そう言ってすぐに案人がやってきた
案役「謁見の準備が整いましたのでご案致します」
システィーナ「わかりました、みんな行くわよ」
先生達と生徒達と冒険者全員が案人について行き、謁見の間の前まで移した
案人「扉が全て開きましたら前へお進み下さい」
システィーナ「わかりました、ここでの作法ってありますか?」
案人「いえ、ここ特有の謁見の作法はございません。なので先頭の人は中に敷かれている赤いカーペットの切れ目のところで止まり片膝をつきます、後ろの方はその後ろで同じようにしていただければ大丈夫です」
システィーナ「わかりました……みんな、もし分からなければ周りに合わせたらいいからね」
ベル(こういう時周り全員がわからなかったらどうなるんだろう?)
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生徒達「わかりました」
しして扉が開き、開ききったのを確認してシスティーナは前に進み生徒達もそれに続いて中へと進んでいった
そしてシスティーナがカーペットの切れ目の部分で膝をつき、それを合図に生徒達も全員膝をついた
システィーナ「マーベルド王國にある學園の學園長をしているシスティーナ・トンクルナと後ろにいるのは今年度の4年生擔任とその生徒、その橫は護衛の冒険者のパーティーです。この度はお招きいただきありがとうございます」
仮の帝王ハデス「そうか……みんなよく來たね、ここまで時間がかったと思うからここで思う存分ゆっくりしていってね、という伝言を預かっています」
システィーナ「…あの、失禮ですが伝言とは?」
ハデス「はい、この伝言は帝王様からの伝言です」
システィーナ「帝王様からの伝言?……ではあなたは?」
ハデス「私はこの國の帝王ではなく帝王様の補佐をやっているハデスと申します」
システィーナ「なるほど、では本當の帝王様はどちらへ?」
ハデス「システィーナ様はこの國の中にあるソルテトというところはご存知ですか?」
システィーナ「はい知っています」
ハデス「ご存知でしたら話が早いですね、數時間前に帝王様はそちらへ向かわれまして、この職業験中はご帰宅が不可能と言うことになります」
システィーナ「帝王様不在で職業験を続けてもよろしいのですか?」
ハデス「はい、職業験の期間は私が仮の帝王として皆様をおもてなし致しますのでご心配なく」
システィーナ「わかりました」
ハデス「みんな様お疲れでしょうから今はこのくらいにしましょうか、今から1時間後に夕食の準備を致しますので食堂へお集まりください。退場の際にこの城の地図を全員にお渡しするので場所の確認と立ちり止エリアの確認をお願いします、そしてお渡しする地図は城の外にある城壁の外に出ると消滅しますので外出の際は置いていくことをおすすめします」
システィーナ「わかりました」
ハデス「では地図の用意ができ次第退場をお願いします、もし私とお話がしたい方は城のどこかにいるので見つけて話しかけてください」
〔こんなじでよろしかったですか?〕
ベル〔いいと思うよ、ただ仮の帝王なのに普通に俺と話すように話してたのが気になるかな〕
ハデス〔……忘れていました、次から気をつけた方がよろしいですか?〕
ベル〔まぁ補佐役って言ってるしそのままでもいいと思うよ、その方が親しみやすいと思うし〕
ハデス〔わかりました〕
すぐに地図の用意が整い、全員が地図を貰って謁見の間から退場した
その後広い部屋に集まった
システィーナ「まさか帝王様が不在だったのは予想外ね」
クルス「本來ならあそこには本の帝王様がいたんですよね?」
システィーナ「そうよ、多分ソルテトで何かあったんだろうね」
クルス「學園長は帝王様に會ったことがあるんですか?」
システィーナ「あるわよ」
クルス「どんな人なんですか?」
システィーナ「どんな人かぁ、優しくて強い人かな、あと特に子供には優しいわよ」
クルス「そうなんですか?」
不思議そうに聞いた
システィーナ「うん、ここに來る時に大きな屋敷みたいなのなかった?」
クルス「……ありました、あれが何か?」
システィーナ「あれなんだと思う?」
クルス「貴族の屋敷とかですか?」
システィーナ「違うわ、この中にわかる人いるかな?」
數人が答えたが誰も正解しなかった
ミロカ「じゃああれはなんなんですか?」
システィーナ「あの建はこの帝都の中で1番大きくて帝王様が1番お金をかけてる場所なの」
(まぁちょっとしか知らないけど)
ミロカ「帝王様が1番力をれている施設ということですか?」
システィーナ「そう、あの建は親を無くした子供達を保護している施設よ」
ミロカ「ということは孤児院?」
システィーナ「そう、ただ他の國とは違ってあの孤児院は悪いイメージは一切ないわよ」
クルス「孤児院って言ったらどの國でも子供を近づかせないようにしたりするイメージですけど、ここは違うんですか?」
システィーナ「全然違うわね、なんならこの國では子供達の遊び場と化してるらしいわよ?」
クルス「そんなことできるんですか?」
とても疑っているようだ
システィーナ「私はよく知らないけど他の國の孤児院だと子供達がボロボロの服を著てたり、を盜んだりするでしょ?理由はわかる?」
クルス「お金が無いから?」
システィーナ「そう、孤児院って本來お金を出してもメリットがないから補助金がないらしいの、私もあんまり知らないけどね」
クルス「ここの孤児院は違うと?」
システィーナ「職業験の中に孤児院のもあるから行って見たらわかるけど、多分そこら辺にいる平民よりいい暮らししてるわよ」
クルス「ということは補助金が多いってことですよね?」
システィーナ「そうね」
クルス「じゃあ孤児院の補助金はどこから出ているんですか?」
システィーナ「私もあんまり知らないけど帝王様のポケットマネーから出てるらしいわよ」
クルス「國のお金ではなく?」
システィーナ「さっき強いって言ったでしょ?」
クルス「確かに言ってましたね」
システィーナ「帝王様本人が強いから帝王の仕事とは別に冒険者としてお金を稼いで孤児院に補助金として送ってるみたい」
(適當にそれっぽいこと言ってるけどあってるのかしら?)
ベル〔だいたいあってる〕
システィーナ〔適當に言ってるのにあってるのね〕
クルス「なるほど、それはし気になりました」
システィーナ「気になったなら行ってみるといいわ、ただ孤児院で子供に嫌がらせをしたり怪我させたら死んだと思いなさい、帝王様は子供が傷つくのを何よりも嫌ってるからね」
クルス「俺らでも?」
システィーナ「あなた達なら大丈夫だとは思うけど、もしそうなったら何かしら起こると思いなさい」
ベル(俺を悪魔かなんかだと思ってるのかな?)
クルス「わかりました」
システィーナ「じゃあこの後は20時の夕食の時間まで自由時間よ、20時になったら知らせて貰えると思うから食堂へ向かってね。じゃあ解散!」
その後生徒達のほとんどが城の探検に向かっていった
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