《俺のハクスラ異世界冒険記は、ドタバタなのにスローライフ過ぎてストーリーに脈略が乏しいです。》最終章-37【レベル50達ボーナス】
アマデウスとの決著直後である。
【おめでとうございます。レベル50になりました!】
あっ、レベルアップしたぞ。って、ことはだ。アマデウスが完敗を認めたってことかな。よし、これで今回の騒も終了かな~。
【レベル50になりましたので、特別ボーナスが有ります】
あっ、忘れてた。レベルアップボーナスだぜ。やった~♡
そして俺がバンザイをすると周囲が灰に染まり出す。後ろを振り返れば灰の景の中でアマデウスが直していた。時間が止まったんだ。
って、ことはだ……。あの糞神が登場しやがるぞ。
俺が空を見上げて睨んでいると、後方で目映いりが放たれた。
「あれ、後ろか……」
俺が振り返る中、第九の下のほうで空間が目映く輝いていた。その輝きから階段がび出て、町の中に降りて行く。俺はその景を第九の上から見下ろしていた。
「あれれ~……?」
俺が呆然とを見下ろしていると、の扉が開いて糞神が出てきた。糞神は背筋をばしながら澄ました素振りで階段を下り始める。俺はその背中を上空から見送っていた。
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そして、糞神は階段の中腹まで下りるとキョロキョロと辺りを見回して俺を探しているようだった。
どうやら俺が背後の上空に居るのを気付いていないようすだ。なんだか面白そうだから、もうしだけ放置して見ていてやろうか。
そんなじで俺が呑気に眺めていると、糞神の野郎はの前で腕を組むと首を傾げた。狀況が理解できていないらしい。
「おうおう、悩んでやがるぞ、悩んでいやがるぞ~。面白いな〜」
そして、糞神はしばらく悩むと、ポンっと手を叩いた。そして、明るい口調で言う。
『もう今日は帰って連ドラでも見て寢ようっと♡』
えっ……。
明るくサラリと述べた糞神は踵を返すとる階段を登り出す。扉に向かって帰還しようとしてやがる。
「ちょっと待てや、勝手に帰るな!!」
俺は慌てて第九の上から飛び降りた。の扉と糞神の間に著地する。
『あら、居たの。変態年?』
「誰が変態だ!!」
糞神がさぞ當たり前のように俺の顔を指差す。
「テメー、俺を変態だと思ってやがるな!?」
『うんうん、當然よ』
糞神が素直に頷いた。マジでなんの疑問も思っていない表だ。こいつ、本気でぶっ殺したいわ。
『それよりあなた、そこを退いてもらえないかしら。私は帰りたいんだけど』
俺は両腕を広げて糞神を止める。
「だから勝手に帰るなよ。帰る前にレベル50達ボーナスを置いていけ!!」
糞神は可らしく首を傾げながら言う。
『なんで?』
「なんでじゃあねえよ。そのためにお前は來たんだろ!!」
『あれれ~、そうだったかしら~?』
「寢ぼけてんじゃあねえぞ。寢言は寢てから可らしく言いやがれ!!」
『私は神よ。神は寢ないわ』
「えっ、そうなの?」
そう言えばガイアも寢ないよな。
いや、ちょっと待てよ。以前こいつの部屋にった時に、こいつはベッドで気持ち良さそうに寢てやがったよな。じゃあ、神でも寢るじゃんか。
「お前、この前さ、寢てたよな?」
『はぁ~、いつの話よ。変な言いがかり付けないでよね。それじゃあ私が暇な時は連ドラ見ては食っちゃ寢しているみたいじゃあないのよ!』
「ああ~、プライベートだと、そんなじなんだ~。怠惰にまみれてるんだ~。マジで糞神だな」
『プライベートはちゃんとしているわよ。それは仕事中の話でしょ!!』
「お前、自分が何を言ってるか理解しているのか……。仕事ならば真面目にやれよ」
『あ~、も~、うっさいわね。これだから人間は理屈っぽいから嫌いなのよ。今度暇な時にでも絶滅させてやろうかしら』
「暇だからって気楽に絶滅させるなよ。お前も神なら、もっと人間をせよな……」
『わかった、わかったわよ。今後は人間でもオケラでもアメンボだってしますよ!』
「何気に人間を弱小昆蟲と同等に見ているよね……。マジでこいつクソだわ……」
『もういいから、早く願いを言いなさいよ。レベルアップボーナスがしいんでしょう。この絶世の人であらせられる神アテナ様が葉えて上げますから、早く言いなさい~!』
俺はちょっと俯くと頬をピンクに染めながら恥ずかしそうに小聲で言った。
「……ンコを、元に戻してください……」
『ええ~、聞こえない。もっとハッキリと言ってよ!?』
「チ◯コを元に戻してください……」
『えっ……?』
糞神が目を點にさせながら小首を傾げる。
「だから、チ◯コを元に戻してください……」
『な、なんで……?』
「片玉が潰れちゃったからさ……」
『ちょっと見せてみ……』
「えっ、セクハラ!!」
『違う違う、どんな風に潰れてるのか見てみないと治せないでしょうが』
「で、でも……」
『でも、何よ?』
「でも、俺だって年頃の男の子だよ。の前で間を曬すのには抵抗がございますがな……』
「私だって長いこと神をやってるけど、人間の間を限定で蘇生することなんて無かったから確認は必要なのよね。だから早く見せておくれ』
「じゃ、じゃあ、ちょっとだけなんたからね……」
『うん、しだけでいいからさ』
俺は仕方ないのでずぼんを下ろして上著をたくしあげた。神の前で間を曬す。
そんな俺の眼前に糞神が膝を付いて間に顔を近付ける。糞神はマジマジと俺の一を観察していた。俺は耳まで真っ赤に染めながら橫を向いてモジモジとを揺する。
ゴクリっと生唾を飲んでから糞神が言う。
『ちょっとだけ、ってもいいかな?』
「な、なんでさ!?」
『竿が邪魔で袋がよく見えないんだよね。ちょっと摘まみ上げて退かしたいのよ』
「それはアカンだろ。それ以上やったら強制非公開か垢バンされますがな!!」
「でも~、ちょっとぐらい良くない?』
「ダメダメ。ただでさえ【なろう】だと途中から強制的にR15指定されて読めなくなった読者が沢山増えちゃったんだからさ!!」
『んん~、じゃあしょうがないか~。このまま振れずにあなたのキャン玉を蘇生して上げるわ。それにしても、今まで死者蘇生や手や足を蘇生させてあげたことは沢山あったけど、キャン玉限定で蘇生するなんて初めてよ……』
「すんません、手數かけまして……。でも片玉を蘇生させる神なんて世界初かもよ」
『じゃあ、垢バンされないことを祈りながらキャン玉を蘇生させますね♡』
神でも利用規約には勝てないのね……。
でも、こうして俺の片玉は蘇生された。まあこれで俺の結婚生活は安泰である。
スバルちゃんとラブラブの初夜を迎えられる日も近いだろうざぁぁァァあああ!!
心臓がぁぁあああ~~!!!!
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