《転生して進化したら最強になって無雙します》479話 必要なもの
去年までの毎日投稿ならここで終わってましたが、今年はまだ続きますよぉ〜
あれから3人の答えを聞いたあと
メイリス「では次はそちらの金の髪の方、解答をどうぞ」
テレス「1番大事なのは忠誠心ですか?」
メイリス「ようやくですね」
安心したように呟いた
メイリス「はい、メイドとして働くために1番大事なのは主人への忠誠心です、先程言った分が奴隷だったとしてもその人の主人に対する忠誠心があるなら働くことが認められます」
テレス「その忠誠心ってどのくらいが基準なんですか?」
メイリス「主人が危険ならどんな狀況でも自分の命を投げ捨ててでも絶対に守る、と言うくらいですかね……まぁここの帝王様は本人が強すぎて私達では到底守れる気がしませんけど」
し悲しげに笑いながら言っていた
テレス(帝王様がベルくんだから確かに守れる気がしないわね)
「どんな狀況でもとは?」
メイリス「例えば食事中やデート中、更には浴中などどんな場面だったとしても危険と分かればすぐに駆けつける必要があります」
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テレス「浴中でも?」
メイリス「はい、例え全だったとしてもタオル1枚だけ持って駆けつけます」
テレス「…そ、それはちょっと」
想像して頬を赤めて恥ずかしそうにそう言った
メイリス「どのくらいの忠誠心かを表す例えばの話ですよ、なので駆けつける際は普通に服を著てください、じゃないと帝王様に怒られますよ…結構ガチで」
最後だけマジトーンで言っていた
ベル(うんうん、の子がタオル1枚で來ても困るだけだよ?)
テレス「わかりました」
メイリス「では答えも出たことなのでそろそろメイドのお仕事を始めましょうか」
生徒達「はい!」
生徒達はテンションが上がったようだ
メイリス「まずはメイドの正裝と言えるメイド服に著替えましょうか」
リミ「…え?持ってませんよ?」
集まっている生徒達はそう言われて困していた
メイリス「それはそうでしょう、今から作るのですから…皆さんお願いします」
メイリスがそう言うと、橫に待機していたメイド達が生徒達に1人付いて採寸を始めた
アルア「ベル様はどうしましょうか」
ベルの耳元で小聲でそう言ってきた
ベル「やらなくてもいいんだけど、それだと怪しまれるから怪しまれないように俺のもお願いできるかな?」
ベルも小聲でそう答えた
アルア「わかりました、では始めさせていただきます」
ベル「ごめんね、お願い」
アルア「大丈夫ですよ」
そう言ってベルに付いたメイドも採寸を始めた
そこから數分後
メイリス「今からメイド服の調節にりますので5分ほどお待ちください」
テレス「え?5分で終わるんですか?」
メイリス「はい、今回は1から作るのではなく、既に完しているメイド服をその方にあったサイズに調整するだけなのですぐ終わりますよ」
テレス「もし用意していた大きさよりが大きかったら布が足りなくて時間がかかりませんか?」
メイリス「問題ありませんよ、メイド服はあらゆるサイズのが用意されているのでそこから調節するので布が足りないということにはなりません」
テレス「そういう事ですか、ですが調節するだけでも時間かかりませんか?」
メイリス「普通の人ならかかるでしょう、ですが今いるこのメイド達は裁に特化したメイドなのでこの程度ならすぐに終わらせることができます」
テレス「凄いですね」
(ベルくんすごい人集めすぎでしょ)
そこから5分後
メイリス「完したようですね、ではこの部屋の隣が更室になっているので渡された人から著替えに向かってください。もし著替え方がわからなければ更室にもメイドが待機しているのでその方に教わってください、そして著替えたら再度ここへ集合をお願いします」
生徒達「わかりました」
そう言って生徒達はメイド服をけ取り隣の更室へ向かった
{ベルはもちろん更室へは行ってません}
ベル(とりあえず)
『即著 付與』
作ってもらったメイド服に即著を付與した
{即著とは唱えることで持っている服を瞬時に著ることができる、もちろん今著ている服とれ替えることもできる付與だよ}
ベル『即著』
そしてベルの服は瞬時に制服からメイド服へと変わった
{ベルの著替えたメイド服はアニメによくある膝下くらいのスカート丈のクラシカルなメイド服、頭にはもちろんカチューシャをつけているよ}
ベル「びっくりするぐらいピッタリ、ほんとあんな短期間でよくやるよね」
アルア「ありがとうございます」ペコ
(ベル様に褒められた!!やった!)
アルアは表面上は冷靜を保っているが、心の中ではとても嬉しそうにはしゃいでいた
アルア「スカート丈はこれで大丈夫ですか?きにくいなどありますか?」
ベル「大丈夫だよ、もしかしてみんなのよりちょっと短いのはわざと?」
今この場にいるメイドのメイド服と自分の著ているメイド服を見比べて不思議そうにそう聞いた
アルア「はい、スカートを履きなれていないと思い、本來の足首ほどある丈をし短くしてみました」
このお城で働くメイド達のメイド服は基本的にスカート丈は足首程の長さになっている、もちろん1部例外も存在する
ベル「そうなんだ、確かに履きなれてないからきにくかったかも、ありがとね」
アルア「ご満足いただけたのなら良かったです」ペコ
安心したように頭を下げていた
メイリス「ところでベル様はなぜメイドに?私はてっきり冒険者か孤児院に行くと思っていたのですが」
ベル「冒険者は2日前にやったからいいやって思ってやめて、本當は孤児院に行こうかな?って思ってたんだけどテレス達にわれたから來たってじ」
メイリス「そうでしたか、私達は普段と変わらないことをやる予定です、ですのでご存分にお楽しみください」
ベル「うん、やるからには真面目にやろうとは思ってるよ」
メイリス「分かりました、では先に宣言しておきます。ベル様がメイドを験をしている際にいくつもの無禮を働くかもしれませんがお許しください」
この場にいるメイド全員が深々と頭を下げていた
ベル「無禮なんて気にせずいつも通りにやってくれればいいからね、それに俺のことも君達の主ではなく、今は他の子達と同じ生徒として考えてくれたらいいよ」
メイリス「そ、それは…しかし」
ベル「メイドは主への忠誠心が大事なんでしょ?なら生徒達に示すってことでその忠誠心で主のお願いを聞いてくれるかな?」
ベルは冗談半分でそう言った
メイリス「……」
メイリスは考え込み、橫に待機しているメイド達もメイリスの判斷を待っていた
メイリス「今回メイドの験をする生徒の中にべル様が帝王だということを知る者はいますか?」
ベル「俺が帝王だって知ってる子?」
メイリス「はい」
真剣な表でそう聞いてきた
ベル「あの中ならテレス達はもちろん知ってるでしょ?それから他にも2人知ってる子がいるよ」
メイリス「2人…ですか」
ベルの回答を聞き、メイリスはさらに考え込んだ
メイリス「分かりました、ベル様から許可を頂けるのでしたら他の生徒達と同じように接するようにしましょう」
ベル「全然許可しちゃうよ〜」
メイリスは苦しい決斷をしたようだが、ベルはそれにゆる〜く答えた
メイリス「…わかりました、では私達メイドが何をしても絶対に怒らないと言うことですね?」
ベル「そうだね、相當やばいことやらない限り怒らないよ」
メイリス「わかりました、ではできる限り努力します」
ベル「頑張ってね」
メイリス「はい」
その後も他の子達が戻ってくるまでメイド達と話していた
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