マヒナは無詠唱、メルトは詠唱破棄で2人同時に放った魔法は綺麗にゴブリンへと命中した

ハンク「クルス行くぞ！」

クルス「おう！」

そう言って2人はゴブリンとの距離を一気に詰めた

ハンク「ってあれ？……ゴブリンが倒れたままかないんですけど」

クルス「死んだんじゃないの？」

ハンク「こんな簡単にか？」

などと2人が話していると、ヒョウガが殘り3人を連れてハンクとクルスの下へと移してきた

{もちろんハルもいっしょに}

ヒョウガ「だから言っただろ？簡単に倒せるって」

ハンク「確かに言ってましたけど、こんなあっさり倒せるんですか？」

ヒョウガ「単だしこんなもんだろ、それに2人の魔法もかなり良かったからな、だから簡単に倒せたんだよ」

ハンク「なるほど」

納得したようだ

ヒョウガ「単だとこのくらい弱いがゴブリンは群れを作る、だからもし森とかでゴブリンを見かけたら近くに群れがいると思えな」

クルス「群れ！？じゃあここは！」

群れがいるかもしれないと気づきかなり警戒していた

ヒョウガ「ここは大丈夫だ、ハルさんがいないことは確認してくれてる」

クルス「はぁ…なら良かった」

をで下ろしていた

ヒョウガ(冒険者の験だしちょっと勉強でもさせるか)

「じゃあ次は魔を倒したらどうすると思う？」

ハンク「解ですか？」

ヒョウガ「そうだ、じゃあここで問題だ、ゴブリンから取れる素材は何がある？」

ヒュウガは簡単な問題を出した

メルト「魔石です」

1番早くメルトが答えた

ヒョウガ「取れる素材は正解だ、まぁこれは學園で授業をけてたらわかるよな。じゃあ次は學園では習わない問題だ、ギルドに討伐証明として持っていくのはなんだと思う？」

問題を聞き、5人は倒したゴブリンを見て考え込んでいた

數秒後

フラリ「頭とかですか？」

ヒョウガ「確かに頭は基本的に一につき1つだから何倒したかはすぐわかるな」

フラリ「じゃあ！」

ヒョウガ「不正解だな」

フラリ「違うんですか！？」

正解だと思っていたのか、不正解だったことにとても驚いていた

ヒョウガ「確かに頭でも問題は無い、でも辭めておいた方がいい、理由はなんだと思う？」

フラリ「分かりません」

ヒョウガ「理由は複數あるが1番重要問題なのがかさばることだ、例えばゴブリンを10倒しました、だけどギルドに討伐報告をするには頭を持っていかないといけません、10の頭を持って行けるか？」

フラリ「アイテムボックスとかで持っていきます」

ヒョウガ「確かにそれだと運べるな、ただアイテムボックスはスキルを持ってる人もないし売っているも最低でも白金貨1枚くらいはするぞ？だからほとんどの人が持っていない、その條件で運べるか？」

フラリ「無理です」

ヒョウガ「だろ？だから違うんだ、じゃあほかには何があると思う？」

今説明された條件を聞き、5人は再度悩み始めた

數秒後

マヒナ「爪とかですか？」

ヒョウガ「そう思った理由は？」

マヒナ「爪なら小さいのでかさばらないし、アイテムボックスがなくても袋とかにれて持ち運べます」

ヒョウガ「いい考えだな」

マヒナ「ありがとうございます」

勢いよく頭を下げていた

ヒョウガ「だけど殘念、不正解だ」

マヒナ「違うんですか？」

ヒョウガ「殘念ながらな、だが考え方は良い、不正解の理由はわかるか？」

マヒナ「……分かりません」

し考えて直ぐに頭を橫に振った

ヒョウガ「爪がダメな理由は1つ、數が多すぎることだ、手と足を合わせたら計20個だろ？だから偽裝が簡単なんだよ、だから不正解なんだ」

マヒナ「なるほど、確かによく考えたらそうですね」

ヒョウガ「だろ？」

マヒナ「はい」

ヒョウガ「他には？」

ハンク「分かりません」

クルス「分かりません」

メルト「分かりません」

全員わからなかったみたいだ

ヒョウガ「全滅か、じゃあハルさんなら答えわかりますよね？」

ハル「もちろんよ？」

ヒョウガ「答えてあげてください」

ハルに回答を委ねた

ハル「ゴブリンを丸ごと持っていくのよ、そしたら何倒したかはわかりやすいでしょ？」

ハルが當然と言わんばかりに答えた回答に、ヒョウガは「あちゃー」と言うように顔を抑えていた

ヒョウガ「それは真面目に言ってますか？」

ハル「空間収納使えるから私はいつもそうするね」

ヒョウガ「そうですか、じゃあゴブリンの討伐証明がどの部位なのか答えてあげてください」

再度問いかけた

ハル「ゴブリンの右耳よ」

今度は真面目に答えた

ヒョウガ「今度はちゃんと答えてくれたな……じゃあお前ら、右耳の理由はなんだと思う？」

次はそう問いかけた

ハンク「右耳はどの個にも必ず1つあり、なおかつ小さくてかさばらないからですか？」

ヒョウガ「正解だ、右耳ならどの個にもほぼ1つ、まれに変異種とかで頭が2つあることもあるがそれは數がないから無視だな、とりあえずこいつを解しよう」

そう言ってヒョウガは5人に教えながら解を始めた

ヒョウガ「今のを見て覚えたか？」

ハンク「なんとなくですが」

ヒョウガ「今はそれでいい、次ゴブリンを倒したらお前らが解してみろ」

ハンク「わ、わかりました」

戸いがあるようだ

ヒョウガ「とりあえずこのまま進んで、魔を見つけたらさっきみたいにやってみろ」

ハンク「わかりました」

クルス「了解です」

マヒナ「はい」

メルト「はい」

フラリ「わかりました」

返事をして再度進み始めた