になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。》&94

「はあー」

そんな風にアーミュラがため息をつく。いったいどうしたのか? 私があまりに考えてなかったことに対してのため息? いやいや、でもそこそこ神同士の戦いって起きてるらしいし、そこまで深く考えるようなことでもないよね? それに結局は宇宙の端……辺境での出來事である。きっと中心に近い方はなんとも思ってなんてないとおもう。

「それじゃあラーゼはこの戦いで別に何も得るつもりはないの?」

「得るっていっても……宇宙を得ても面倒なだけというか?」

私はそういった。だってそんなに宇宙を私はしてない。だって面倒になるだけだからね。

「はあ……私達神は宇宙の大きさ、そして度合いで神としての格が決まるのよ? あんな小さな宇宙じゃ、いつまでたっても下位の神のままなんだけど?」

「別に他の神にかかわらなければいいだけじゃないそれ?」

「あんた、中央の事に対処するって事になってるでしょ」

下位の神では異例の抜擢……いや抜擢というか、勝手に連れていかれただけなんだけどね。それにその張本人はこいつだし……あのときは別に私に何かするような事はんでなかったじゃん。

アーミュラは私に宇宙の拡張をしてほしいわけじゃないでしょ。

「確かに積極的にく必要はないわ。けど、何もしないのも裁的にわるい。何か考えてたほうがいいわ」

「それなら魂の階位を上げたいんだけど?」

私はそれを聞くことにした。だってこうなった原因はそれである。安全に魂の階位を上げるすべがないから、私は聖杯によって増え続けるエネルギーを外に流してるのだ。私の魂の階位があがってエネルギーをれる事ができるようになったら、外に流す必要がなくなる。だからもしかしたらこの戦いは収まるかもしれない。

けど魂の階位が上がらないと、ずっとエネルギーを垂れ流すことになる。そうなると……戦火は拡大事すれ、収まることはないだろう。

「魂の階位? それなら……いえ、そういうこと」

そういうことである。どうやらアーミュラはすぐに私の狀況を理解してくれたらしい。さすがは辺境隨一、中央の神々からも注目されてる新進気鋭の神であるアーミュラである。

理解が早くて助かる。

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