《転生して進化したら最強になって無雙します》517話 最後にお話

鞘の作は一時的に終了し、続いて柄の作が始まった

ミネ「次は柄なんだけど、やること自はさっきと全く同じ、線を書いてノミで削るだけ」

ベル「同じなんですね」

ミネ「そう、同じは同じなんだけどちょっと形が違うからやりにくい、まぁひとまずやってみな」

ベル「わかりました」

さっきと同様に木の上に剣をのせたが、今度は刃の方ではなくの部分の線を引いた

ベル「こののところはどうするんですか?」

ミテ「そこは今書いても削ってる時に書いたところがなくなるから後でいいよ」

ベル「わかりました、じゃあさっきと同じじで削っていけばいいですか?」

ミネ「うん、でもさっきよりピッタリ作らないといけないから削りすぎ注意ね」

ベル「さっきよりピッタリですね、わかりました」

ミネ「あ、それと職験験って何時までに帰らないといけないの?」

ベル「一応19時ですね」

ミネ「そうなの?なら急ぎ気味でお願いね」

今の時刻約17時

{ベルがお晝から帰ってきたのは14時ピッタリだよ}

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ベル「わかりました」

そう返事をして素早く作業を進めた

鞘を作っていた時の初は道がベルの手に合わなくてかなり作業が遅かったが、今度はしっかり自分に合ったものを使っていることでかなりの速度で進められた

ベル「こんなじでどうですか?」

作業を初めてから約1時間で完させた

{もし道が違っていたらこれの5倍は時間がかかっていたことでしょう}

ミネ「確認するね」

ベルの作ったものを々な角度から確認していた

{ミネはベルの作業時間の半分以下で終わらせていた、さすがプロですね}

ミネ「いいじ、じゃあ次に行きましょうか…って言いたいところなんだけど、時間がね」

ミネの目線の先には18時間30分を示した時計があった

ベル「もうこんな時間ですか」

ミネ「そうなの、だからそろそろ帰った方がいいんじゃない?ここからお城って結構遠いでしょ?」

ベル(転移で帰れるからまだ大丈夫なんだけど、まぁいいか)

「ちょっと遠いですね」

ミネ「ならここでの験を終了して帰った方がいいね、遅れたら怒られるでしょ?」

ベル「まぁ…はい」

ミネ「ならもう帰りなさい、この験も7割くらい終わってるから大丈夫だよ」

ベル「あとは何をするんですか?」

ミネ「殘ってる作業は鞘と柄の外側を削って整えて、目釘開けて、柄を握りやすくするための皮を巻いて、最後に鞘の裝飾だけ」

ベル「それほんとに3割ですか?」

ミネ「確かに3割って言っても外側を削る作業が大半を占めてるけど、外側より側の方が難しいから割合的にはこんなもんね」

ベル「そうですか」

ミネ「そうです、まぁあとは任せて帰りなさい、私が責任もって仕上げておくから」

ベル「わかりました、今日はありがとうございました」

そう言って頭を下げてその部屋を出て行った

ベル(最後に挨拶だけして帰ろ)

屋ミレーユに來て一番最初に案された部屋へやってきた

コンコンコン

バンカラ「っていいぞ」

ベル「失禮します」

部屋へった

バンカラ「なんだお前か、どうかしたのか?」

ベル「いえ、ただ帰る前に最後に挨拶だけしに來ました」

バンカラ「そうか、鍛冶の験はどうだった?」

ベル「俺には々大変でした」

バンカラ「そうかそうか、面白かったか?」

優しいおじいちゃんのようにベルの話を聞いていた

ベル「はい!いい経験になりました」

そう笑顔で答えた

バンカラ「それは良かった、なら後半はどうだった?」

ベルの反応を見て満足そうな表をしていた

ベル「そっちも結構大変でしたが、それはそれで面白かったです!」

バンカラ「それなら良かった。話は変わるが最後に學生のお前じゃなくて帝王様のベルドに聞きたいことがあるんだがいいか?」

ベル「いいよ、なに?」

バンカラ「験中に學生に作らせたはどうしたらいい?」

ベル「あれ?そこまで話し合ってなかったっけ?」

バンカラ「いや何も聞いてない、ワシらは験させてくださいとしか聞いてない」

ベル「そうか………なら験が終わったら作ったもの全部もって城に來てくれる?」

バンカラ「それはいいが數もそれなりにあるから時間あくがいいか?」

ベル「そこはそっちの都合でいいよ、とりあえず全部の作業が終わっていつでも売りに出せるって狀態で持ってきて」

バンカラ「わかった、そしたらどうするんだ?」

ベル「全部適正価格で買い取るよ」

バンカラ「あれ全部か!?」

ベル「うん、プロが仕上げてるとはいえさすがに素人が介したはここでは売れないでしょ?」

バンカラ「いいのか?全部で20くらいあるぞ?」

ベル「大丈夫大丈夫、それに験の為に鋼も使ってるでしょ?」

バンカラ「使ったな」

ベル「だからね、鋼を使ったのにもし買い手がいないとただの赤字でしかないしさ」

バンカラ「それはそうだが、本當にいいのか?」

ベル「良いよ、それにここに験に來た生徒達が自分で打った剣を貰えるって嬉しいでしょ。あとは職験験に協力してもらった謝禮金だと思って」

バンカラ(謝禮金は既にとんでもねぇ額貰っとるわ)

「…わかった、値段はこっちで決めてもいいのか?」

ベル「うん、そっちの言い値で買うよ」

バンカラ「わかった、験が終わったら出來るだけ早く持っていく」

ベル「了解。じゃあ學生の俺に戻って、今日はありがとうございました!」

頭を下げた

バンカラ「おつかれさん、お前にあった武はここでは作れねぇが整備くらいならできるからいつでも來いよ」

ベル「わかりました、では失禮します」

そう言って部屋を出た

ベル(じゃあ帰りますかね)

屋ミレーユを後にし、適當な裏路地へとって転移で城へと帰って2日目の職業験が終了した

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