《転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)》盤上の迷宮航路にご招待 52
早速円盤の近くまでたどり著いた私はスキャンを実行する。すると……だ。なんかスキャンでエラーが出た。
「あれ?」
こんなことは初めてだ。それならば……と私は更に近づこうとする。すると更におかしなことがおきた。
「あれれ? 行けない?」
どういうことだろうか? なんか進めない。いや、実際には進んでない……といったほうが正しいか。円盤までは3キロもないだろう。あまりにも円盤が大きすぎて距離がバグってしまいそうだが、そこまで遠くはない。実はまだ単位に百キロ以上あったかな? でかい円盤のせいで案外もう近くだと錯覚してた? いやあり得ない。だって私が直接見てるんじゃない。G-01を通して私はみてる。
つまりはその時點で々と測距してるはずである。てか親切に後何キロとか出してくれる親切仕様なのがG-01である。なのでおかしい。スキャンしてもできない事も、そしていくら近づこうとしても、近づけない事も……
「それなら……」
私はG-01の本気を出すことにした。さっきまではまあそんなにスピードを出してたわけじゃない。ブースターもある程度の推進力で抑えてたわけだ。けどここからはもっとブースターの出力を上げることにした。
グン――と一気にが後方へと流れる覚がかかる。そしてぐんぐんと……ぐんぐんと近づく円盤。いや、変わってないような?
「何よこれ!?」
なんか距離計を見ても円盤との距離は全くもって変わってない。ぐるぐると回ってるが、その距離をG-01も測れてないってじだ。
「まって私、ここは一旦落ちつこう」
私は一旦停止する。そしてさっきブースターを吹かした時から円盤との距離が全く持って変わっていない事に改めて気づく。私はそれぞれの部位からパーツを取り出してそれを組み合わせて銃をつくる。頭部のガトリングでも良かったけど、私にはある狙いがある。
エネルギー重鎮して、引き金をひく。まっすぐにるレーザーが放たれる。これで軌跡がわかりやすいということである。
すると放ったレーザーはあるところで進まなくなった。いや厳には進んでる。でもそれはどうやらこの空間、それか次元じゃない?
「これって、メタリファーがなにかやってる……って事?」
初めてのメタリファーの干渉ということなら、もしかしたらあの円盤はなにかあるのかもしれない。部からならいけるのだろうか? それなら中に突撃していってみる? でもな……それだとなんかメタリファーに負けた気になる。
それに中からは勇者達が行ってるんだし、私はもうちょっと外からなにかできないか……を考えることにした。
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