《転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)》盤上の迷宮航路にご招待 62

ポニちゃんが怯えてアーマーの機能が六割位使えない狀態。こういう弊害もあるのですね。別になにか特別すごい攻撃を目玉達はやってきてる分けじゃないです。

ただ単になんかすごい吸引力を披してるだけ? といえる。けどそれにポニちゃんが異様に怯えてしまってる狀態です。

でも確かにあそこに腕をばしたりしたら、ポニちゃんのが吸い込まれそうではありますね。それがきっと怖いんでしょう。

「大丈夫ですよポニちゃん」

私はそうつぶやいた。なにせこれまでさんざんお世話になってるのです。それに私がこうやって戦える許可をもらえたのはポニちゃんが力を貸してくれたから。私一人では絶対にこうやって戦わせてもらえませんでした。

でも私だって戦いたかった。思いっきりかしてワチャワチャした戦いをしたかったのです。それを葉えてくれたのはポニちゃんです。だからその謝を示すためにも、今は私がポニちゃんを助けます。

チラッ

――と私はアイ様を見ます。いや、ほら、もしかしたら彼がペチョッと潰してくれるかもしれないじゃないですか? だって別にあの人なにも影響ないですし。けどアイ様はどこ吹く風です。自に向かってくる目玉達以外はガン無視狀態。

けどきっと私達の狀況は把握してるはずです。なにせそういう人ですし。それに危険ならそれとなく助けてもくれるはず。このくらいは私達の力でなんとかしろ――ということなんでしょう。

とっさに私は壁に腕を突っ込んで耐えてましたけど、その壁もベゴっと剝がれて私は吸引力に負けて吸われます。

(この勢いを利用する? 勢いよく部にって破壊するのはどうでしょう?)

私はそんなふうに考える。逆転の発想というものです。部からなら簡単に破壊できるかもしれません。けど……

(だめだめ!)

となんか伝わってきた。実際には聲が聞こえたわけじゃないです。ただポニちゃんのそれはだめってが私に流れ込んできたじです。そっかこれはだめですか……ならばどうするか。そんなことを考えてる間にも目玉の腕の大きな吸引口が迫ってきます。

(これはまずい?)

私の頭が今までないくらいにき出して、そして口ずさむ詠唱。さらに――

「ポニちゃんもお願いします」

私はそういってその詠唱を何重にも重ねることにしました。

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