《転生したらロボットの中だった(ただし、出る事はできません)》盤上の迷宮航路にご招待 68
「ふむ……どうやら部からならこの隔たりは無いみたいだね」
私はG-01の中からでも部を進んでる勇者たちの向は常に把握できてる。だから三人+一が私の位置を超えて行ったのもわかってた。私は船の塔の外部からまだ上にいけてない。なにせ不思議な斷絶があるからだ。それをどうにかして越えようとしてる。G-01だってルートを選べば部からいけるだろう。
そのくらいんな船が重なってる。でも……だ。
「でもここで諦めたら、なんかG-01が負けたみたいだしね」
それはちょっと悔しい。だから私はまだここを頑張ってるのだ。一応々と解析はできてきた。僅かな空間の歪み。狹間とも行って良いそれは、どうやらうすごーく薄くこの場所に張り巡らされてる。それに普通に見えたのでは絶対に気づかない。それほどに薄い。數ミリ程度だしね。
でもそれでも全てを飲みこんでればとかもっていって明確に違いはでるだろう。でもそんなのはない。完璧に自然に溶け込んでる。これからわかるのはメタリファーは完璧にこの狹間を制してるということだろう。
流石は時空間の番人といったところだろう。面目躍如といってもいい。なんのれもなく、切り裂いた空間を制してるんだから、自然にできることなのかもしれない。メタリファーにとってはこんなのは別に大変な技……とかでは全然ないのかも。
存在として時空間の作技があって、あの存在にはこれが普通にできること。私達がなんの意識もなく呼吸をするように、メタリファーにとってはこれもその程度の些事なのかもしれない。
てかそのくらいに思わないと納得できないというか? そういう存在……という方が納得があるんだ。だって技とかなら、やっぱりこのG-01を作った人たちが一番だと思いたいじゃん。
私が頼りにしてる……いや、しきってるG-01である。それが最高のロボットだと私は思いたいのだ。
「々と解析はすすんだけど……さてどうしようかな……」
この時空間の狹間を通り抜けるすべは々とある。
1、この狹間を一時的に閉じる。
これが一番最初に思いつくことだろう。だってこの數ミリの狹間が邪魔なんだ。それに數ミリならなんか簡単に閉じられそうじゃん? 実際はそんな簡単じゃない。
2、狹間を作して、出る位置を元の位置じゃない場所にする。
次に私はそれを考えた。狹間のせいですすめないのだ。けどあの一瞬、この狹間はG-01を吸い込み、そしてここに戻してるのだ。ならば……その狹間を作できれば、元の位置ではなく、超えた先……にでも出すことはできるんじゃないだろうか?
ということだ。
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