《転生して進化したら最強になって無雙します》528話 魔道の仕組み

マグメルの作業場まで移してきた

マグメル「早速だけど、簡単に1つ魔道を作るから見ておいて」

ベル「わかりました」

そう言ってマグメルは作業を始め、あっという間に1つの魔道を作り上げた

マグメル「はい、完

ベル「もうですか?」

疑いながら聞いた

マグメル「そうよ?」

ベル「いくらなんでも早すぎません?」

5分もかからずに1つ完させていた

マグメル「今作ったこれが単純な構造だから早いってだけ、もっと複雑だともうし時間がかかるかな」

ベル「ちなみにそれは何に使うものなんですか?」

マグメル「これは蛇口を回したら水が出るだけの魔道ね」

作られたのは學校などに設置されたりしている一般的な蛇口だった

ベル「やっぱりそうですよね、それってそんなに簡単な構造なんですか?」

マグメル「意外とシンプルよ?まず魔力を通す素材の蓋の裏に水を出す魔法陣を書くでしょ?そしたら本の上のところにはめて、半分くらいぐるっと回したら固定されるからこれで完、あとは蓋の上にスピンドルをくっつけるための魔法陣を書いて完。最後にこの上に魔石が組み込まれたスピンドルをくっつけたら水が出せる魔道の完。スピンドルの方は魔石だけ取り替えられるようになってる」

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ベル「本とスピンドルはくっつけないんですか?」

マグメル「一応験の容でやるのはこれくらい簡単な事だけなんだけど、そっちも見たい?」

ベル「お願いします」

マグメル「わかった。スピンドルはこの真ん中の円柱の周りに4本の棒とその先に丸が著いたこれ、この真ん中の上のところに魔石をはめる凹みと固定する留めがあるんだけど、その留めに魔石から魔力を吸い出す付與をする。

それから真ん中の円柱の中心に上から下まで魔力を通すために魔力回路を付與。それからスピンドルの裏にスピンドルの回す角度で魔力を流す量を制する魔法陣を書く。はい完ってじ」

ベル「本よりも複雑ですね」

マグメル「まぁそうね、魔道は魔石から魔力を吸い取って魔法陣を起しないといけないから、必然的に魔石付近は複雑になるよ」

ベル「そうですよね、じゃあこの本とスピンドルをくっつける魔法陣と、回す角度で魔力を流す魔法陣って混合とかしないんですか?」

マグメル「その辺は特に問題ないよ、魔法陣って基本的にはどんな向きでも起するけど、一応表と裏があるの。例えばこの水が出る魔法陣みたいに何かを出す系の魔法陣は表側にしか出てこない、だから何かを出す魔法陣は向きを間違えたら大変なことになる」

ベル「魔法陣に向きなんてあるんですか!?」

魔法陣の向きについてはベルも知らなかったようで、それを聞いてかなり驚いていた

マグメル「あるよ、基本的に魔法陣の効果は表側にしか効果はない。それから魔法陣を2つ用意して表側と表側を向かい合わせでくっつけても混合とかしないでその魔法陣の効果をそのまま発してくれる、逆に2つの魔法陣を同じ向きで重ねたりしたら魔法陣が混合しちゃって上手く発しないとかは有り得るよ」

ベル「じゃあ向きが違えば重ねても問題はないってことですか?」

マグメル「そういうこと、だから本とスピンドルをくっつける魔法陣と回す角度で魔力を流す量を調節する魔法陣は混合しないよ。話は変わるけど、魔法陣を解読してもどこにそんな効果があるのかまったく分からないけどね」

ベル(多分だけどそういうふうに作られてるからどこを探しても分からないだろうね)

マグメル「とりあえず訳分からないこと言っててもしょうがないから、次はベルドくんが自分の手で実際に作ってみようか」

魔法陣について軽く教えてもらい、いきなり自分の手で作らされるようだ

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